使い方を制限できる「ペアレンタルコントロール」とは?

 でも、いくら学力向上につながる、教育改革にも対応できると言っても、親としては、出会い系やアダルトサイトの閲覧、オンラインゲームへの課金などは心配です。そこで、役に立つのが、Windows パソコンに標準で含まれている「ペアレンタルコントロール」という機能です。これは、「『ペアレンタル+コントロール』(親としてコントロールする)のことで、子どものパソコンなどの利用を、親が監視して制限できる機能」(河野さん)

 「事前に親が設定することで、例えば18禁のサイトなど、見てはいけないWebサイトを制限できます。検索しようとしても画面に出てきません。ゲームや通信アプリなど、使ってはいけないアプリケーションも制限でき、どのアプリをどれくらい使ったかもわかります。使っていい時間帯や、1日あたりの使用時間も設定できます」(河野さん)

「ペアレンタルコントロール」とは?
親が子どものパソコン利用に関して、監視、制限できる仕組み。有害サイトの閲覧や有料サイトへの課金などを、防ぐことができ、パソコンの使用時間などを事前設定できる。Windows に標準装備され、無料で利用できる。
「ペアレンタルコントロール」では、こんなことができる!
・「フィルタリング機能」で、有害サイトをブロック
・コンテンツのカテゴリー別に制限をかけられる
・特定のアプリやゲームへのアクセスを制限できる
・クレジットカード番号入力の際に、暗証番号を設定して、ゲーム等への課金防止
・パソコンを使う時間帯を設定できる
・パソコンの1日あたりの最大時間数を設定できる(例えば平日は1日2時間まで、週末は3時間などと、細かい設定も可能)

 「Windows 10 は、ペアレンタルコントロールの操作が格段に簡単になりました。一度試してみることをおすすめします」(河野さん)。

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ペアレンタルコントロール