44%が平日日中に使っているロボット掃除機
次に、共働き世帯の『お掃除を変えた』と言っても過言ではないロボット掃除機の使い方を見てみよう。
ロボット掃除機をいつ使っているかという質問で最も多かったのは「平日日中」だった(44.0%)。やはり多くの人は、夫婦が働いていて家が留守の平日日中に使っている。ただ、休日、平日朝、「汚れに気がついたら適宜」答えた人も、意外に多かった(それぞれ34.5%、25.6%、24.4%)。
使用頻度は、週1~2回が32.7%、週3~6回が28.6%。毎日ロボット掃除機を使っている人も22.6%いる。ロボット掃除機の購入時の重視ポイントは以下の通り。
最も多いのは、「メーカーの信頼性」だった(43.5%)。以下、「吸引力の強さ」(30.4%)、「壁際や部屋の隅のゴミが取れること」(28.0%)、「操作の簡単さ」(26.2%)が続く。
コードレススティック掃除機と同様、ロボット掃除機の満足度も高い。
満足とやや満足を合わせると、81.0%に上る。ロボット掃除機に関しては、どんな効果があったかも聞いてみた。
81.5%が「掃除が楽になった」と回答。ロボット掃除機の導入効果としては、これに尽きるのだろう。その結果、「家族の時間ができた」(24.4%)という効果も生まれる。「物を片付ける習慣ができた」と答えた人も24.4%いた。
コメントでも、「不在の時間を有効に使えるようになった」「家族のコミュニケーションによい」「実用性よりも精神的に救われている」「平日も家が綺麗で帰宅時のストレスが減った」といった声があった。
ただし、ロボット掃除機には不満もある。実際、筆者の周りでも「買ったけど、今は使っていない」という人は結構いる。
最も大きな不満点は、「音がうるさい」というものだった(34.5%)。次いで、「床の物を片付けないと使えない」(31.5%)、「壁際や部屋の隅のごみが取り切れない」(28.6%)、「段差などでつまずく」(26.2%)と続く。
コメントでも、「ソファの下に挟まって止まる」「掃除しないで終わってしまうエリアやスペースが多すぎる」「ゴミをためるボックスが狭く感じ、1週間もたない」といった不満の声があった。