平日朝や休日に、汚れが気になったらさっと取り出して掃除

 ここからは、共働き世帯で利用者が多いコードレススティック掃除機、ロボット掃除機、キャニスター型掃除機について、いつどれくらい使っているかや、購入時の重視ポイント、不満点などを見ていこう。必ず参考になるはずだ。

 まずは、使用率が4割を超えているコードレススティック掃除機の使い方から。

コードレススティック掃除機をいつ、どれくらい使っているか(回答数171)。76.6%が「汚れに気がついたら適宜」使っている
コードレススティック掃除機をいつ、どれくらい使っているか(回答数171)。76.6%が「汚れに気がついたら適宜」使っている

 コードレススティック掃除機をいつ使っているかという質問では、「汚れに気がついたら適宜」が最も多く76.6%だった。次に多いのが休日で、43.3%。リビングに置きっぱなしで、平日朝や休日に、汚れが気になったらさっと取り出して掃除、という使い方が多いようだ。頻度は、週1~2回が36.3%、週3~6回が33.3%。毎日コードレススティック掃除機を使っているという人も約2割いる。

 コードレススティック掃除機の満足度は高い。

コードレススティック掃除機の満足度。81.9%が満足またはやや満足と答えている。満足度は高い
コードレススティック掃除機の満足度。81.9%が満足またはやや満足と答えている。満足度は高い

 81.9%が、満足またはやや満足と答えている。「コードレスの掃除機をいつでも使える状態にし、2、3分でも空いた時間にささっと掃除するのが一番いいと思ってます」「一番使い勝手がいいのはコードレススティック掃除機です。ただ、20年近く前に買ったものなので、回転するブラシ部分が消耗してきたようです。買い換えるならこのタイプの最新型をと思っています」

 コードレススティック掃除機の購入時の重視ポイントは以下の通り。

コードレススティック掃除機購入時の重視ポイント
コードレススティック掃除機購入時の重視ポイント

 上位4つは、「吸引力の高さ」「価格」「コンパクトさ」「デザインの良さ」という結果だった。そんな大人気のコードレススティック掃除機だが、不満点もある。

コードレススティック掃除機の不満。「吸引力が弱い」ことと「電池の持ちが悪い」ことが大きな不満。「壁際が掃除しにくい」「ソファなど家具の下が掃除しにくい」という不満も多かった
コードレススティック掃除機の不満。「吸引力が弱い」ことと「電池の持ちが悪い」ことが大きな不満。「壁際が掃除しにくい」「ソファなど家具の下が掃除しにくい」という不満も多かった

 最も大きな不満は「吸引力」(32.7%)と「電池の持ち」(27.5%)。この2つは、コードレスでコンパクトである限り、劇的な改善は難しいかもしれない。

 次いで、「壁際が掃除しにくい」(18.1%)、「ソファなど家具の下が掃除しにくい」(17.0%)、「自立しない」(15.2%)、「家具同士のすき間が掃除しにくい」(14.0%)「音がうるさい」(14.0%)「部屋の隅が掃除しにくい」(13.5%)「重い」(13.5%)と続く。