タレント、二児の母、そして「ホリプロ保育園」えんちょーとして活躍する安田美香さんが、子育てに役立つかもしれないモノやサービスを実際に試してみる『ホリプロ保育園DUAL出張所』。今回は、ゲストにタレントのくわばたりえさん、そしてコイズミ「ハンドドライヤー」をお試ししました。

ママになって流す色々な涙……やっぱりうれしい涙を1回でも多く流したい

 「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、300本近い動画を配信しています。今回は、3児のママ・タレントのくわばたりえさんがご来園!

 現在、5歳、2歳、1歳の3人のお子さんを子育て中のくわばたさん。ブログで綴る等身大の子育てがママたちの共感を呼び、今年6月には『ママの涙』(主婦の友社) を出版されています。

安田:「育児がこんなにも、しんどいなんて、思わへんかったな……」と、本の中で率直に書いていらっしゃいますね?

くわばたさん:産むまでは、育児って楽しいことだけだと思ってたんです。でも、1人目の子が朝の5時まで寝ない子で。産後のボロボロの体で、寝不足のなか、ずっと抱っこして……「なんでこんなにしんどいんやろう」って、子どもをかわいいと思えない時期もありました。「そんな自分は母親失格だ」と、自分が嫌になって――。これは後日談なんですが、旦那に「離婚したいと思ったときある?」って、聞いたことがあるんです。もちろん「ないよ」という答えが返ってくると思って聞いたんですが「生後5カ月くらいに、ふと考えたこともあったよ」と言われて!(笑) 何を言っても何をやっても怒られてしまう、そのピリピリした緊迫感がしんどかったみたいです。本当に、あのころの産後の精神状態はめちゃくちゃでしたね。

安田:今では3人のママになり、少し余裕も出てきましたか?

くわばたさん:う~ん、どうでしょうか(笑)。 子育てって、「今日は楽しいです」「でも1カ月前はどん底でした」というような、常にアップダウンの激しいものだと思うんです。相変わらずしんどくて涙するときもありますし、それ以上にうれし涙を流すこともある。子育てって、その繰り返しでやっていくしかないのかなと。

安田:その喜びもしんどさも、ひとりで抱え込まずに、誰かと共有できればいいですよね。それだけでちょっぴり楽になりますから。

くわばたさん:誰かのひと言で救われることってありますよね。私、2人目を妊娠中のときにベビーカーを押しながら、横断歩道で渡るのを待っていたときに、ある1台の車が止まって、運転していた方がにっこり笑って「どうぞ」って言ってくれたことがあるんです。「ああ、私に優しくしてくれた!」と思ったら、もうそれだけでうれしくてボロボロ涙が出てきて(笑)。いろんなつらい涙もあるけど、やっぱり幸せな涙って、いいですよね。最終的に幸せな涙を1回でも多く流したい。涙、涙の日を、ママたちみんなで乗り切っていけたらと思います。

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公共トイレでおなじみハンドドライヤーに、おうちに置ける小型版が登場!

 さて、今回の子育てグッズのお試しは、日経トレンディイクメン記者・もりもりさんオススメの「コイズミ ハンドドライヤー」。

もりもり記者:こちらは、小泉成器から今年1月に発売された、キッチンなどに設置する家庭用ハンドドライヤーです。ハンドドライヤーは、よく商業施設やオフィスのトイレに設置されてますが、それを家庭向けに開発した製品です。

 例えば、ハンバーグを調理しているときなど、生肉を触った手なのに毎回同じタオルで手を拭くのは衛生的に心配ですよね。わが家はまだ小さい子どもがいて心配なので、ペーパータオルを使っているのですが、使い捨てでもったいないなという気持ちもあります。その点、このハンドドライヤーは衛生的ですし、キッチンのシンクに水滴を飛ばすので受け皿の掃除もいらず、より衛生的に手を乾かすことができます。

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 わが家では最近、「洗濯物の量を減らしたい!」という悩みがあります。子どもたちの成長につれ、洗濯物の量が増えてきまして……毎朝2回洗濯機を回しています。洗濯物で特に多いのがタオル。「一度使って湿ったタオルで再度手を拭くと、タオルの雑菌が移ってしまう」と聞き、一度使ったタオルは毎回取り換えています。

安田:このハンドドライヤーを使えば、もりもり記者の言う通り衛生的だし、手拭きタオルの洗濯を減らすことができるのでは!?

 というわけで、わが家でお試ししてみました!