5歳の息子と映画へ。気づかれなかったら「これ、パパやで」って言っちゃう

こちらのリクエストに応えて、“面白ポーズ”でパチリ
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――　この映画をお子さんと一緒に見る予定はありますか？

宮川　あります。一緒に見に行こうと思ってますが、吹き替えをしたことはまだ言ってないんですよ。何も言わずに見に行って、気づくかどうか反応を見るのが楽しみでね。ビックリするか、もしかしたら全く気づかないかもしれん（笑）。気づかなかったら、途中でさみしくなって「これ、パパやで」って言っちゃうと思います。

――　パパが声の出演をしていると分かったら絶対に尊敬されますよね！ 日経DUALの読者には、「もっと子どもと一緒に映画を見に行きたい」と思っていても、忙しくてなかなか時間を作れないことに悩んでいる人もいます。宮川さんはお仕事で地方や海外に行くことも多く、かなりお忙しいと思いますが、お仕事と育児のバランスを取るために何か工夫していることはありますか？

家事も育児も女性だけの仕事とは思っていない

宮川　この1～2カ月、僕の両親が東京に来て、嫁と子どもとみんなで同居しているんですが、父が母に「お茶（を取って）」とか「ティッシュ」とか言っているのを見るとビックリしてしまうんですよ。昔、親と暮らしてたときは、それが当たり前の光景だったんですが、自分が父親になってから、そんな亭主関白な父を見たら、なぜかビックリしてもうてね。

　僕は、芸人として大変だった時期に支えてくれた嫁に家事をやってもらおうとはあんまり思わないんですよ。お互い楽しいほうがええしね。子どもができてからは子育ては本当に大変だし、ママは自分の時間がなくなりますよね。

　僕は家事も育児も女性だけの仕事とは思ってないんで、自分ができることは何でもやりたいし、一人の時間っていうのはママにとっても大事だと思うんですね。だから、「友達と遊んできいや」とか「旅行に行きたかったら行っておいで」って勧めます。僕が家にいられるときは子どもの面倒を見るし、おじいちゃんやおばあちゃんに頼んでもええしね。男性は仕事で外に出てるときが“自分の時間”になりますからね。

――　お仕事がお休みのときは、目いっぱい家事・育児をしているのですね。

宮川　まず洗濯して、片付けて掃除機かけてと、一通りやりますね。子どもには「何やったらおもろい？」とやりたいことを聞きます。5歳になったんで、こっちから提案するよりも本人がやりたいと思うことを一緒にやります。あとは英語に慣れさせる環境を作ってやりたいです。