南側のバルコニーと一体化した明るい水回り空間
2階はシニア世代の親世帯が暮らす想定のフロアー。洗面化粧室と隣接するガラス張りの浴室は南向きに配置され、床面に段差のないフルフラットバルコニーと一体化した、まるでリゾートホテルのような明るい水回り空間を構成している。
「浴室や洗面化粧室は北側に押しやられがちですが、あえて南向きに配置することで日が当たる明るい空間になります」(河崎さん)
またトイレは主寝室の隣にあり、こちらも広いスペースを確保している。「将来的に車イスで利用できるサイズです。扉を2枚の引き戸にすることで、より広く入り口を開けることができるようにしています」(河崎さん)
洗濯から収納まで効率的に家事をこなせるプラン
デユアラー世帯向けを想定した3階の水回り空間は、家族での利用を考慮して広さと効率的な配置を重視したプラン。化粧室に洗面ボウルを2つ並べたダブルボウルとしており、忙しい朝も余裕をもって身支度できそうだ。
「リビングとダイニングキッチンのどちらからも水回りに直接入ることができる、回遊性のあるプランです。アイロンかけができる家事コーナーや、下着などを仕舞える大きめの収納が確保されているので、洗濯して畳んで仕舞うという一連の家事をまとめてこなせるでしょう」(河崎さん)