A. パパに何をしてほしいか、一つ一つ具体的にお願いしていきましょう。

 産休、育休を経て、ママがスムーズに職場復帰するためには、パパとママが育児・家事をいかにバランスよく分担するかが大きなカギになります。ところが男性は、子どもが生まれたからといって、すぐ「イクメン」にはなれません。パパになる「意識」を地道に育てていくことが必要です。

 まずは、パパにしてほしいことをママがそのつど言葉にして伝えていきましょう。例えば出産前なら、「体が重くて動けないの。スーパーで○○を買ってきてもらえない?」「お風呂の掃除してくれると、すごく助かる」などと、具体的に頼みます。命令調ではなく、優しい口調を意識するのがポイント。そして、してもらったら感謝の言葉を忘れないこと。こうやって、少しずつパパにお願いできそうなことを増やしていくのです。お願いと感謝、これがうまくできるどうかが「イクメン・プロジェクト」成否の分かれ目です。

 パパがまだ育児の実感がわかないようなら、両親学級に一緒に参加する、共働きで小さな子どものいる家庭に遊びに行って先輩パパの様子を見せるなど、パパとしての意識を高める機会をそれとなく作るのもお勧めですよ。