できる子の家は、意外と散らかっている

<span style=西村則康 1954年生まれ。名門指導会代表、中学受験情報局主任相談員、塾ソムリエ。30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行う家庭教師のプロフェッショナル。男女御三家、慶應、早稲田、灘、洛南高附属など東西の難関校に合格させた生徒は2500人以上にのぼる。『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』(アスコム)、『勉強ができる子になる「1日10分」家庭の習慣』(実務教育出版)など著書多数">
西村則康 1954年生まれ。名門指導会代表、中学受験情報局主任相談員、塾ソムリエ。30年以上、難関中学・高校受験指導を一筋に行う家庭教師のプロフェッショナル。男女御三家、慶應、早稲田、灘、洛南高附属など東西の難関校に合格させた生徒は2500人以上にのぼる。『御三家・灘中合格率日本一の家庭教師が教える 頭のいい子の育て方』(アスコム)、『勉強ができる子になる「1日10分」家庭の習慣』(実務教育出版)など著書多数

 西村先生いわく、ヨウコの家はあまりにも片付き過ぎているというのだ。 「人工的なペパーミントグリーンやパステルブルーなどの壁紙も、子どもが落ち着かない原因になることがあります」と続ける。

 家庭教師として数多くの家庭を見てきた西村先生によると、ヨウコの家のようなパステルカラーの壁紙だけでなく、真っ赤なブラインドや黄色い小物を置くなど風水に凝っているように見える家も、子どもにとって集中できない空間になってしまっていることがあるという。

 「インテリアへのこだわりが強すぎる家は『子どものことを考えていないのかな』と気になります。リビングにシャンデリアがあるような家もよくないですね。勉強するときに、手元がキラキラして見えづらいです」

 他にも、触ったら叱られてしまいそうな豪華な調度品が飾られている家でも、子どもはあまり生き生きとしていないように見えるそうだ。それぞれの寝室はともかく、家族全員が過ごすリビングは「大人仕様にし過ぎない」のがポイントらしい。

 では、ヨウコの家の場合は壁紙の色さえ塗り替えれば解決するのかというと、どうもそうではないらしい。西村先生が最初に話した「あまりにも片付き過ぎている」ことが大きな問題のようなのだ。