見た目の印象を大きく左右する髪の毛。美しい髪の毛の持ち主を見ると女性でもハッとしますよね。けれど、妊娠・出産をきっかけに髪質が変わったり、産後の抜け毛に悩まされたり……。年齢を重ねるにつれて、白髪や髪のパサつき、コシやツヤのなさなど、髪の悩みも増えていきます。そこで、「ワーママのヘアスタイル&美髪ケア」に関する特集を6回にわたりお届けしていきます。
 第4回は、子育てをしながら経営者として日々忙しく働くなかでも、髪を美しく保つ女性経営者3名をインタビュー。果たして美しい髪の陰にはどんな努力があり、どんなテクニックがあるのでしょう。その秘密に迫ります。

【ワーママのヘアスタイル&美髪ケア特集】
第1回 3分以内で完成!ママに見えないおしゃれ髪動画
第2回 動画付き!ワーママのシーン別ヘアスタイル4選
第3回 白髪を見えなくする!白髪染め9製品を使ってみた
第4回 あの人のキレイ髪の秘密を大公開 3人の女性経営者 ←今回はココ
第5回 白髪、薄毛、うねり、コシ・つやなしはなぜ起こる
第6回 髪と頭皮が変わる!多忙でも美髪を目指せる自宅ケア

 いつもキレイにしていたいという願望はあるものの、ワーキングマザーになると育児と仕事に追われて、自分の髪のことはつい後回しになってしまう――。ママ達の「あるある」ですね。

 ですが、髪の毛の質が低下していくと、全体的に疲れたように見える、実年齢よりも上に見える、といった印象を周囲に与えかねません。顔のすぐ近くにあり、後ろ姿の主役にもなり得る髪の毛は、本人が思っている以上に人の記憶に残るパーツ。子育て中のママとはいえ、ないがしろにすべきではない、お手入れ重点ポイントでもあるのです。

 「髪は女の命だから」と毎日の入浴の際、10歳の娘に言い聞かせながら共にケアをしているのは、芸能人をはじめ年間8000人の女性が訪れるマタニティ&ママのための鍼灸マッサージ院「天使のたまご」を経営する藤原亜季さん(38歳)です。健康的なサラサラヘアを維持する裏には、日々続けている様々な習慣がありました。

 3人の子を産んだママである、ベビーシッターサービス「キッズライン」社長の経沢香保子さん(43歳)は、若い女性から美を保つコツを相談されると、「頑張っておしゃれをしなくてもいい。その代わり、髪のつや・肌のつや・体形の3つを守ればいい」と、肌、体形と同列に髪の重要性を伝えるそうです。

 日本初の家事代行サービス会社「ベアーズ」で専務取締役を務める高橋ゆきさん(47歳)は、「髪も含めて美の追求に終わりはありません。だってその人の生き方が表れるんですから」と言葉に力を込めます。17歳になる娘にも、物心ついたときからこのように教えてきました。

 「この人はどうしてこんなに美しいの?」と常々不思議に思っていた女性経営者達を、今回の特集では突撃リポート!現れただけでその場が華やぐ美しさには、やはりワケがありました。

 次ページからは、女子会でしか聞けないような普段からの心構え、ワザ、愛用グッズをたっぷり聞き出してきましたので、皆さんにもぜひ共有していきます。取材班がすぐにでも心を入れ替え実践しようと決心した、説得力ある「美髪の習慣」が満載です。

左/「天使のたまご」の藤原亜季さん。中/「カラーズ」の経沢香保子さん。右/「ベアーズ」の高橋ゆきさん
左/「天使のたまご」の藤原亜季さん。中/「カラーズ」の経沢香保子さん。右/「ベアーズ」の高橋ゆきさん

<次ページからの内容>
・頭皮の健康を保つためのシャンプーテク、グッズって?
・これがあれば「つやつや髪」を実現できる!
・高級なものは必要ナシ。誰にでもすぐ実行可能なあの人の秘技
・美は一夜にしてならず。美に終わりはない。