子どもとお散歩しているときに、公園の噴水やジャブジャブ池などがあるといつのまにか近寄って、水を触ろうとしていませんか?また、洋服や靴がびしょ濡れになるのに、水たまりを見つけるとわざと踏んで水しぶきを上げたり、流れている水にわざと逆らって歩いたりすることはありませんか?

ガレージや軒先でのプール遊びは子どもたちの“学びの場”

 水で遊ぶのが大好きな子どもたち。

 水のある場所で水が流れる音を聞いたり、水に触れたりしているとき、子どもたちはワクワクしたり、安心した気持ちになっています。キラキラ光る水面やリズムのある水音に誘われて近寄り、思わず触ってしまうのです。一人がやりだすと、みんながしたくなるのが水遊び。大人だって、そんな子どもの心が残っている人は、少なくないでしょう。

 このような気持ちは、家の中でも外でも、水のある場所で発生します。こうした子どもの行動特性のことを、こどもOSランゲージ((「パパママ悩まないで、それはこどもの本能です」を参照))では、「流れる水」と呼んでいます。これは、子どもに特有の行動特性なのです。

「流れる水」のプレイフル・デザイン・カード<br>プレイフル・デザイン・カードは、こどもOSランゲージに基づいて、アイデア/デザインを発想するためのカード。キッズデザイン協議会が販売している
「流れる水」のプレイフル・デザイン・カード
プレイフル・デザイン・カードは、こどもOSランゲージに基づいて、アイデア/デザインを発想するためのカード。キッズデザイン協議会が販売している