すべては一丁の水鉄砲から始まった
「同じ夏は二度とやってこない」
誰が言ったか分かりませんが、昔からそんな言葉を胸に抱えて夏を過ごしてきました。そして、40回目の夏、今年ももちろん一度きりの夏を最大限に楽しもうと考えている二児の父でございます。そんなわけで、毎年夏を前にするとサーファーでもない私はネットの波を乗りこなし、様々な夏を楽しむための新作アイテムを探しているのですが、そんな生活が始まったのは5年ほど前のことでした。娘が通う小学校で「ウオーターバトル」という、ひたすらに水鉄砲で戦うイベントがあるのですが、その準備をするためにパパ友達と話していたところでした。「アメリカの水鉄砲はマジでヤバいよ」海外出張が多い一人のパパ友が自慢げに語るその姿に刺激され、すぐさま検索。
その中で見つけたのがこれです。
アメリカのおもちゃブランドNerfのSuper Soakerシリーズ。段違いの飛距離を誇るもの、電動の連射機能を持つものなど、イメージを超えるアイテムが次々と出てくるではありませんか!
そんな衝撃のラインナップの中で私の目に留まったのがコレでした。飛距離がすごいわけでもなく、電動でもないこの水鉄砲のストロングポイントはタンクにあります。ということは、たくさん入るのか? いや、違います。タンクの入り口が大きいのです。だからなんだ? 気が付かなければ、そう思うかもしれません。甘い! なんと、この大きな入り口からは“氷”を入れることができるのです!
つまり!この水鉄砲から発射されるのはキンキンに冷えた氷水。もしも当たってしまうと「Arctic Shock」つまり「極寒の衝撃」が待っているのです。通常、水鉄砲で撃たれた人は「やめてー!」とか「キャー!」とか「冷たい!」とか声を出すと思いますが、「Arctic Shock」の場合「ほぁ゛っ!」という声にならないうめきのようなものをあげるのです。しかも見た目がそれほどゴツクないので警戒心も低く、意外性も抜群です。この快感、病みつきです。(笑)
さあ、ここからは今年、私がネットサーフィンの末に探し出した進化する夏おもちゃをベスト3方式でお届けします!