『ダーウィンが来た!』に生き物の“恋の季節”が出てきたら、チャンス到来!
「赤ちゃんはどこからきたの?」という質問に対する答えについては、「小さい男の子、頻繁におちんちんを触るのどうする?」でも紹介しましたが、では赤ちゃんを授かるための手段、セックスについてはいつ、どのように伝えればいいでしょう。
もちろん何の前触れもなく「さあ今から、セックスについて語ろう!」などと無理に機会をつくる必要はありません。バースコーディネーターの大葉ナナコさんは「長男が5歳のときに“ママ、見て~! カブトムシが赤ちゃんづくりをしているよ~”とニコニコしながら教えてくれました。もうそのときは“来た!チャンス!!”とばかりに、交尾について話をしました」と言います。
そう、飼っている昆虫や動物、あるいは動物園で偶然、動物が交尾を始めたら「そのうち分かる」などと逃げずに子どもとセックスについて語る大チャンスと思って話をするといいのです! ただそんなに都合よく交尾シーンに出合えるわけでもなく、きっかけづくりの一つとしては、読者アンケートの声でも挙がっていたように世界中の生き物達の世界をじっくり密着取材したテレビ番組『ダーウィンが来た! 生きもの新伝説』(NHK総合/日曜19:30~19:58、再放送火曜16:20~16:48)がおすすめ。生き物の命をつなぐ「交尾」「恋(愛)の季節」についての描写や解説がごくさりげなく扱われています。子どもが「“こいのきせつ”って何?」と疑問を持ったときが、伝え時。
「小さいうちほど純粋に教えやすいので、動物についての様々な知識の一つとして交尾をきっかけに話をしてみましょう」(大葉さん)
またタイミングを逃していたというご家庭でも、年齢に関わりなく、テレビや本は良いきっかけになりますし、あるいは子どものほうから具体的に「セックスってなに?」と聞いてきたときでも構わないといいます。
次ページから読める内容
- 子に伝える前に大人も知っておきたい、性の科学とメカニズム
- 人類の歴史は愛とセックスの積み重ねでつながってきた
- セックスの早期教育は、“寝た子を起こす”危険なものではない
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