しかし現在のスタイルに行き着くまでにトライ&エラーを繰り返したといいます。まず始めたのが会議室での託児サービス。「でも、皆さん利用されないのです。なぜだろうと理由を探ると、どうも親だけ楽しむことに罪悪感があることが、分かってきました」(桜井氏)

 子どもが親以上に楽しめる環境がないと、親は自由になれない。そこから現在ではリゾナーレの顔となっている、子ども達の成長に合わせた体験プログラムを実施するキッズアクティビティ「GAO」の運営へとつながります。


リゾナーレ熱海では、ツリーハウスを基地に様々なアクティビティを開催 ※

 「子どもが楽しんでいる間に、親はカフェでのんびりしたり、エステをしたり、ちょっとリラックス」という発想は、それまで不満を抱えていたファミリーの支持を得て、新しい家族旅行のスタイルを形成していきます。「何もない」から始まった八ヶ岳での取り組みは、リゾナーレ八ヶ岳そのものが、旅の目的となるまでに成長。特にGWや夏休み、ハロウィーンやクリスマスなどのイベント開催時には、多くの人でにぎわい、笑顔があふれます。

 さらに家族旅行では色々な場所へ訪れたいもの。一施設で、お客様のニーズに応えるのが難しくなってきたタイミングでリゾナーレは全国展開へ。「『次は〇〇のリゾナーレへ行こう』という横への展開が始まり、一気にファンが増えたと感じます」(桜井氏)