意外と身近にある科学。その楽しさを知れば、子どもの未来がきっと広がる
「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、300本近い動画を配信しています。今回は、全国各地で子ども向けに科学実験などのイベントを開催している、科学のお姉さん・五十嵐美樹さんがご来園!
五十嵐さんは、上智大学理工学部機能創造理工学科卒業の、“リケジョ”。数々のサイエンスイベントを主催し、子どもたちに科学の楽しさを伝えています。「理系女子未来創造プロジェクト」理事として、理系女子のキャリア支援も行っています。
安田:五十嵐さんは、現在「科学のお姉さん」として、たくさんの子どもたちに科学実験を教えていらっしゃるんですね?
五十嵐さん:はい。今、ゲームやスマホが普及して便利ですけれど、実際に体を動かして実験をして、「学ぶって楽しい!」と思ってもらいたいんです。科学実験をやることで、子どもたちの学びに関する興味と関心を引き出す工夫をしています。
安田:私は子どものころから超文系人間で、科学って難しそうだなとつい身構えてしまうのですが……。
五十嵐さん:いえいえ! 「科学」って、子どもたちの身の回りにあるものなんですよ。私は子どものころ、虹を見て「どうしてこんなにキラキラと虹がかかるんだろう? なんで?」と思ったことが、この道に進むきっかけになったんです。例えば、公園に行くとシーソーがありますよね? あれは、科学です。物理なんです。決して難しいことではなくて、身近に「なんで?」と思うことが、科学のきっかけになるんです。
安田:科学を学ぶと、どんないいことがありますか?
五十嵐さん:一般的にいわれていることとしては……理系に進み技術を習得することで、年収が高くなるといわれています(笑)。
安田:それは、親として聞き逃せませんね!(笑)
五十嵐さん:医師、薬剤師、エンジニア、IT技術者などの理系の職種は資格が必要なため、勉強していく過程でいったん科学を嫌いになってしまうと、そこから再び勉強し直すのは大変です。
安田:文系から理系に転換するのは、難しいですもんね。
五十嵐さん:幼いころから科学を身近に感じさせる環境づくりをすることで、将来の子どもの職業の選択肢が広がるのかもしれませんね。
そして五十嵐さんに、材料費たったの300円程度で簡単に作れる「電池で動く車の工作方法」を伝授していただきました!
>>動画をご覧いただけます>>
なぜ車が動くのか? その仕組みが分かるので、大人も子どもも遊びながら学べます。ぜひお子さんと一緒に作ってみてはいかがでしょうか。夏休みの自由研究にもよいかもしれません!
「自分だけの図鑑」が簡単に完成?! 親子で撮影の冒険に出かけよう!
さて、子育てグッズのお試しは、日経トレンディのイクメン記者・もりもりさんオススメの「写真のない図鑑」。
>>「写真のない図鑑」子どもたちのお試し動画をご覧いただけます>>
もりもり記者:今、4歳の長女がはまっているのが、図鑑です。自分だけのオリジナルの図鑑が作れたら、面白いですよね。富士フイルムの「写真のない図鑑」は、チェキを使って完成させる図鑑なんです。各ページに、子どもが好きな動物や虫といったテーマが書いてあって、チェキで撮ってプリントした写真を差し込むスペースが空いてます。親子で冒険に出かけて完成させると楽しいですよね。プレゼントにもいいと思います。
安田:へぇ~! それは、夏休みの思い出づくりにもなって、面白そう!
というわけで、早速お試ししてみることに。