A. 大泣きする子どもも、だんだん園に慣れていきます。

 保育園にすぐに慣れるかどうかは、子どもの年齢によっても違います。おおよそのめやすは次のとおりです。

【子どもの年齢別・保育園への慣れ具合】
1. 人見知り前の0歳児 → 泣かないですぐ慣れる。
2. 人見知りをする0~1歳児 → 親への執着が最も強い時期なので、泣いてしまう子が多い。心配になるほど粘り強く泣く場合もある。
3. 2歳児以上 → 年齢が上がるほど泣くことは少なくなる。時間の感覚ができると、夕方にお迎えに来てくれることなど言葉で理解するようになる。

 別れ際に子どもに泣かれるとつらいですが、親が不安だと、子どもも不安になってよけい泣いてしまう場合も。保育士を信頼し、できるだけ明るくバイバイしましょう。保育士に抱き取ってもらう前に、明るくあいさつや会話を交わせば、子どもにも安心感や信頼感が伝わります。また、子どもには分からなくても、「ママお仕事に行ってくるよ。夕方お迎えに来るからね」などと話して聞かせるのも、安心感につながるようです。

 別れるときには大泣きしていても、ママやパパの姿が見えなくなると、泣きやむ子は多いものです。園に慣れるまでにかかる時間は、子どもの発達段階や性格によって様々ですが、時間とともに慣れていきます。

 ただ、子どもの様子を見ていてどうしても安心できないときは、保育士か園長、主任に相談してみてください。0~1歳児を泣かせっぱなしで放っておく、激しく叱るなどの保育が見られた場合は、保育の質が低い施設である可能性もあるので、注意しましょう。

 最近は、親子で体験保育をする形の「慣らし保育」もあるようです。親も保育の様子を見ることができ、安心ですね。また、多くの認可保育園が、地域の子育て家庭を対象とした園庭開放や体験保育、ひろば、育児講座などの子育て支援事業を実施しています。そうした機会を利用して、入園前から子どもに園に慣れておいてもらうのもよい方法です。