レトルトやカップ麺だってたまにはいいでしょ!

10.レトルトカレーうどん (5分)

【材料】うどん、レトルトカレー、めんつゆ
【作り方】丼にうどん(生麺)とお湯を入れてレンジで加熱(2分)。レトルトカレーをレンジで加熱(2分)。うどんのお湯にめんつゆを入れ、カレーをかける
【ポイント】お湯を入れすぎないことがポイント

平田 ちゃんとしたカレーうどんを作るのは手間がかかりますが、これなら簡単。カレーうどん好きの6歳の息子も大好きなメニューです。

羽生 毎年、記事の最後の方に出てくるレトルトものレシピ(笑)。今年もいよいよ来たね。ポイントはいかに罪悪感を減らして自分を納得させるか、だね。

砂山 カップ麺の罪悪感の払拭というと、以前、大谷編集委員(当時)が「8000円の漆器で食べるインスタント麺」を提案しましたよね。私がたまにどうしても食べたくなるカップ麺が、「トムヤムクン」味。発売当時は品薄で話題となりました。メーカーの回し者ではないですが、酸味と辛みのバランスが良い。あの味を調味料などで素人が一から作り出すのは大変ですよ!

11.「オイパク」トムヤムクン麺 (5分)

【材料】日清のカップヌードル・トムヤムクン味、大量のパクチー
【作り方】お湯を沸かし、カップ麺に注いで3分。パクチーをざく切りにする
【ポイント】パクチーはケチらずたっぷりと

砂山 私、パクチーが大・大好き。先日、初めて行ったパクチー料理の専門店で「オイパクパクチー)」というと、いくらでもパクチーを追加できる、というシステムに感動しまして。このトムヤムクン麺にパクチーをどっさり追加すると、本当に「らしい」味になります。パクチー好きの人はお試しを!

羽生 オイパク・・・ど迫力だね。砂山さんの華奢でおしゃれなイメージとだいぶギャップがあるんだけど。

小田 でも子どもにはちょっと辛いかしら?

砂山 辛いかな、と思ったのですが、うちの小2息子は、「一口ちょーだい」「もう一口ちょーだい」「あと一口だけ」といって、ひーひー言いながら食べています・・・。

* * *  *

羽生 うむ、今年もみんな、自分との戦いをよくここまで公開してくれました。テクニックや役立ちワザもちゃんとあったしね。最後に、過去にも紹介していますが、私が大切にしている「ワーママ感涙手抜きレシピ」の3条件を紹介しましょう。

(1)憔悴しているときは、なるべくまな板&包丁を使わない

(2)「食べたくないー」と言われぬよう、子ども好きのする味付けに

(3)「洗わなきゃ…」の心理葛藤がないように、お皿も少なめ

羽生 これから暑くなって、夏休みになると学童のお弁当を作るのも大変。大人も子どもも疲れがたまってきたときには、無理をしないで手抜きをして、大人も子どももニコニコしていられる時間が増えることを祈って!

※明日からは、まじめに「お弁当の特集」を展開します! お楽しみに!!

(注)DUAL編集部は毎日手を抜いているわけではありません!

(文/日経DUAL編集部 砂山絵理子)