市販の「お気に入りの味」を使い倒そう!

7.アヒージョの素deチキン(10分)

【材料】鶏もも肉、「きのこがおいしい! アヒージョの素」
【作り方】鳥もも肉の余分な脂身を取り除き、コンロのグリルで焼く。食べやすい大きさにカットして、アヒージョの素をかけるだけ
【ポイント】パプリカやたまねぎなどの野菜を切って、一緒に焼いてもグー

小田 アヒージョの素をかけるのは小2の息子が手伝ってくれます。この商品、とても便利なんです。お魚のお刺し身にオリーブオイル、レモン、アヒージョの素をかければ、簡単にカルパッチョにも。ちょっとしたおもてなしにも出せます。もうひとつ、お手軽なレシピを紹介します!

8.スルメイカと里いものうま煮 (10分)

【材料】丸甚商事 山形特産販売「山形名物!味付玉こんにゃく」とフジッコ「おかず畑 里いもうま煮」。そして、スルメイカ(リング状にカットされているもの)
【作り方】お鍋に玉こんにゃくをお汁ごと入れて2分くらい温めます。そこにスルメイカを入れて火を通し、最後に里いもを投入して温めたら完成
【ポイント】冷蔵庫をゴソゴソして、ゆでたアスパラなど緑色のものが運よく見つかれば、ちょっと添えるとキレイ

小田 こんにゃくとイカ好きの娘のために考えたレシピです。

羽生 確かに、イカとかこんにゃくとか里いもって、疲れてるときには絶対に手を出さない食材。そこを堂々と「市販」で乗り切っちゃうわけね。

小田 そうなんですよ。組み合わせれば罪悪感も減少!お気に入りの味を見つけたら、バシバシ使いまくるの、おすすめです。

荒井記者 あれ?皆さん、もしかして、恒例の手抜きレシピですか?

一同 お~、荒井さん!(注:元DUAL編集部記者、現日経トレンディネット兼日経ウーマンオンライン)

荒井 僕はおととし、1.5時間かかるレシピを提案して「どこが手抜きやねん!」と皆さんに大ブーイングされた懐かしい思い出があります。

羽生 で、荒井くん、ちょっとは手抜き、上達したの?

荒井 今、小田記者の話がちらっと聞こえたのですが、僕もオススメの味付け調味料があるんです。

夏らしく、辛いものが食べたいときは…

荒井 子どもと食べるごはんを作っていると「ああ、最近辛いもの作ってないなあ」と思うこと、ありませんか? 

一同 あるある!

荒井 前回記事の「夜中の圧力鍋カレー」を定番で作っているのですが、カレールーは当然甘口。辛いカレーを作りたい欲求がたまっていました。

 「辛い料理を食べたいけど、作れない」とお悩みの辛口DUAL読者さん! 皆さまに今回提案したいのが、「ハリッサ」の活用です。

 ハリッサは、モロッコやチュニジアで使われる、唐辛子やニンニクをもとに作られたペースト調味料。輸入食材を扱う店だと、チューブで売っています。そう、これをカレーの脇にちょい足しすれば、甘口のカレーでも、自分だけ辛みを足せるのです!

9.ニラと卵のスープ、ハリッサ風味 (10分)

【材料】ニラ1束、卵1個、スープの素、もしくはダシパック(和風でも中華風でもOK)、ハリッサ(好みの量)
【作り方】スープの素もしくはパックでダシを取ったお湯に、細かく切ったニラを入れて、溶き卵を入れる
【ポイント】例えば夏の朝、ニラと卵のスープを簡単に作って、家族にはそのまま出し、辛みが欲しい自分だけはハリッサを入れると、暑い日でも乗り切れる気がしませんか?

荒井 カレールーやごはんにハリッサをつけると、程よい辛さが口に広がるんです。

 ペースト状なので、カレーに限らず、スープやパスタなど、様々な料理にちょい足ししやすいのもハリッサの良いところ。パンやゆで卵にのせてもOKという話もあります。きっと自分の好きな料理にちょい足しするだけで、好みの辛さにできるのではないでしょうか(ドヤ顔)。

小田 いいね、ハリッサ。ウチの市販の味レパートリーに加えてみよっと。

片野 そういえば、年長さんの息子さんがいる共働きの平田プロデューサーにも聞いてみよう! 平田さん、奥さんがいない休日のお昼とか、どうしているんですか?