【7月のとある企画会議にて…】
羽生編集長 はい、今年も出しますよ!恥ずかしさや後ろめたさを振りきっての「ほんとうの手抜きレシピ」。わたくし、昨年、一昨年と「天かす丼」「メンマ丼」など渾身の手抜きレシピをぶっちゃけてきまして、取材先などで「羽生家は今夜も天かす丼ですか~?」なんて聞かれて恥ずかしい思いもしました。今年は一転、皆さまに「役に立った~」と言ってもらえるレシピを披露いたします!!
週の後半になって、「もうこれ以上わたしは何も生み出せません…(泣)」というモードのとき、ありますよね。そんなときにオススメなのが「肉もち」。ママはテンション低くても、これを出せば子ども達が「わ~っすきやき味の肉もちだ~~!おいしい~~!」と元気になるので、わたしはその傍らでソファで横たわり体力保存します。
羽生 ポイントは魚焼き網にのせられるグリルパン。これほんっっとうに便利。 ほったらかしで入れるだけなんで、フライパンで何やら炒めたり、オーブンのように下準備したりという手間も要らず、手離れできるのでかなりおすすめ!
片野副編集長 しかもグリルパンのまま出すと、ナゼだか「ごちそう風」になりますね。実際は包丁もまな板も使ってないのに。
羽生 するどいね。 7~8分するとお餅がとろ~っとお肉にからみつくくらい柔らかくなります。その間にママは食卓で麦茶の準備でもしておいてくださいな。
羽生 あともう一つのポイントは、これ、アレルギーっ子でも食べられるアレルギーフリーおかずなんです(自慢)。息子が卵・乳・小麦ぜんぶダメだったころは本当に毎日大変でしたけど、おかげで「米・野菜・肉・魚」だけで作るシンプルでおいしいおかずをたくさん発明したのよね。どんなお友達が来ても安心しておやつに出せるから、ぜひみんな試してみて!
小田記者 そういえば昨年は「メンマ丼」をホームパーティーにも出すって言ってましたよね。おやつの肉もち、これだと恥ずかしくなくお客さんに堂々と出せそう!
中身は手抜き、タイトルで勝負
常陸 あれ、盛り上がってるね~。DUALさん、何の会議ですか?
羽生 あ!日経ウーマンオンラインの常陸編集長(注:1児の母)じゃないですか! 今、DUAL恒例の「手抜きレシピ」について、話し合っているんだよ。そういえば常陸さん、いつもピシっと仕事しているれど、手抜きレシピなんて… 作らないよね?
常陸 そんなことないない!よそ様のおうちの働くママと同じく、日々賢く手抜きをしていますよ~。私はね、単なる手抜きに見えないよう、編集者らしくタイトルで勝負しているの!
一同 え? タイトルで勝負?