収納たっぷりな玄関の上部は開放的な吹き抜け構造
Aさん宅ではほかにも収納面で工夫が見られる。例えば、寝室や家事コーナーの壁には奥行き10㎝ほどの棚が設けられており、文庫本や写真立てなどちょっとした小物を飾ることができてオシャレだ。
また、玄関の収納の一部は、扉を開けるとびっくりするほど奥行きがある。実は階段の下を活用した隠れ収納になっており、Aさんの趣味である野球やゴルフの道具のほか、実家から送られてきたタマネギなどをたくさん仕舞えるという。
「玄関スペースはどうしても狭くなりがちですが、階段と隣接させて2階までの吹き抜けにすることで、明るく開放的な空間にすることができています」と、河崎さんはプランニングの工夫にも目を向ける。共働き世帯が真似したい、そんな工夫が随所に盛り込まれたAさん宅だった。
(文/大森広司 写真/宮田昌彦)
■共働きファミリーが暮らす家について、もっと知りたい方はトモイエlabへ
■こどもの行動特性から学ぶ住まいと暮らしのヒント
・パパママ悩まないで、それは子どもの本能です
・子どもを勉強・読書に集中させるコツがあった
・子どもに“自信”を付けさせる簡単な方法とは