キッザニアを楽しめるのは小学生? 実は未就学児や中学生も
キッザニアの対象は3歳から15歳の子どもですが、中学生になると訪れる機会がぐっと減ります。でも意外と知られていませんがキッザニアには中学生だけの特定日があり、にぎわっているんです。
「中学生になるとよりリアルに将来の自分や世の中について感じられるのではないかという思いがありました。小学生と一緒に体験するのは気恥ずかしいだろうということで、2011年に中学生限定の日を設定したところ、キャリア教育の観点から注目され、最近は地方の修学旅行生を中心に利用されています」と上林氏。
私も中学生限定の日を取材してみましたが、大きな声で積極的に接客をする様子、真剣なまなざしでモノづくりにチャレンジする姿は新鮮で、微笑ましく感じました。
中学生だけの特定日があり、にぎわっている
ジュニア チャレンジ ジャパンで人気だったソーシャルパーティー ※
また、昨年11月、今年3月には中学生を対象とした「ジュニア チャレンジ ジャパン」を開催。中学生向けにバージョンアップした通常の職業体験のほか、ドローンの操作体験、お坊さんによる座禅体験、IT技術を学ぶプログラミング体験、プロの棋士に挑戦など、多くのものに触れて興味・関心を広げてもらうきっかけづくりを目的としたイベントも開催しています。
「劇的に変わる世の中で、現状の職業の半数が消失するともいわれています。そんな時代を生き抜くためには、自分で考え行動することが重要。そのきっかけづくりにキッザニアがなればと思います」と上林氏。
イベント内では、キャビンアテンダントやお笑い芸人、オペラ歌手など、様々な職業の方とテーブルを囲み、飲み物やおやつで歓談するソーシャルパーティーを開催。
「正直、今どきの中学生は興味を示さないのでは?と思っていたのですが、予想以上に盛り上がりました。『中学生のときはどんなことを考えていたのか?』などの質問が多く出ていました」(上林氏)
次ページから読める内容
- 未就学児は安心感のある中で職業体験を。三世代需要も喚起
- 英語プログラムやアウトオブキッザニアなど幅広い取り組み
- 10周年の今年はキッズ・ワーキング・ホリデーなども開催
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