A. 親の「子ども力」がUPすれば、子どもが変わっていきます。

 子どもを叱ってしまうときって、「ガミガミ言ってる自分は嫌だ!」と、どこかで思いながらも言ってしまっているんですよね。そして、子ども達もまた、聞いていないようで、"言われたことをしていない自分"にちゃんと気づいているんです。

 幼児期の子どもは、時間や場所などの制約にとらわれる「概念」がありませんから、その時々に面白いこと、わくわくすることを見つけては徹底的に遊んでいきます。よく「童心に帰る」と言いますが、大人が子どものときの感覚を思い出すのは、なかなか難しいかもしれません。だからこそ、自分の記憶の中の「子ども」を基準にせず、大人が改めて「子ども力」を学ぶことも大切です。

 大人になるといつの間にか、失敗を恐れたり、恥ずかしがったり、格好をつけたりしてしまうのですが、自分の感情に素直な子ども達の言葉や姿には、いとおしいくらいのユーモアがいっぱいです。大人が子ども力を学ぶこと、それこそが本当の意味で、「子どもの視線に立つ」ということです。