・シンガポール人夫と日本人妻共働き、子ども1人、メイド無し、両親在星の場合
 ・・・朝に娘を祖父母宅に預けて出勤、お迎え時に夕食をもらって帰る

 祖父母世代に預けるといっても、祖父母宅のメイドに預けているようなものとのこと。預け始めは「ミルクは何回飲んだ?」などと何気なく聞いていたことが、メイドのプレッシャーになっていたことが判明。今では何も言わず「ありがとう」のみ伝えているうちに、関係が改善された。

 夕食は毎回メイドの作ったものを皆で食べて、娘を連れて帰宅するのが常。

・マレー系シンガポール人共働き夫婦、子ども3人、メイド無し、両親在星の場合
 ・・・夫が先に帰って夕食作り、妻は子どもを学童と幼稚園から迎えて帰宅

 妻曰く「大体夫が先に帰って夕食を作って待ってる。私は子どもをお迎えに行って帰る」とのこと。両親は身体があまり健康でなく、助けは期待せずに、学童と有給で乗り切っている。収入の関係か、子だくさんなのにかかわらずメイドを雇っていない。なので妻は頻繁に仕事を休んでいる。来月も夫の兵役があるので、休まなければならない。

 「大変なときは夕食を外で買ってかえるよ」と言うので、「何を買うの?」と聞くと、「カレーやビーフン、ヌードルなど」とのこと。週末は外食する。

・マレー系PR共働き夫婦、赤ちゃんはマレーシアでメイドが育児、の場合
 ・・・毎回外食

 「今は夫婦で働いて、お金がたまったらHDBを買う。そしたら赤ちゃんと一緒に住むの」と語った妻は30歳前後。現在夫婦で住んでいる賃貸HDBは、なんと“料理禁止”なのだそう。よって毎食外食。ちなみにシンガポールでは、料理を家でしないことは、それほど珍しいことではない。

・シンガポール人共働き夫婦、子ども1人、メイド無し、両親と同居の場合
 ・・・平日は家で食事、週末は外食

 妻はパートタイム勤務。平日の食事はすべて妻が作る。両親は家事をしない。夫は平日は夕食を共にする時間には帰宅しない。週末は外食。

 夫は奇麗好きで、平日帰宅後にエクササイズとして掃除するのが趣味。「家で料理すると、台所が汚れるし、後片付けが大変だから、そんなにずっとしなくてもいいよ」とのこと。

ホーカーセンターというフードコード。同じ方向を眺める視線の先には、テレビが。朝から晩まで人は絶えない
ホーカーセンターというフードコード。同じ方向を眺める視線の先には、テレビが。朝から晩まで人は絶えない