スイッチを入れてから約35分で完成

 調理をスタートすると、ジリジリと鍋の中の食材に火が通る音が聞こえてくる。しばらくすると、まぜ技ユニットが回転して中の食材を混ぜ合わせる音が聞こえてきた。しかし、最初に思ったほどぐるぐるとかき混ぜる感じではない。控えめに混ぜ合わせているような印象だ。

 スイッチを入れてから約35分待つと、きんぴらゴボウが完成。さすがに朝の忙しい時間に仕込みから始めると1時間近くかかってしまうが、前日にでも作り置きしておけば良さそうだ。

 レシピ通りに作ると、甘すぎず辛すぎず、陳腐な言い方かもしれないが「優しい味」。「ヘルシー」をもじった「ヘルシオ」というブランド名を付けているだけあって、塩分や糖分の取り過ぎにも注意しつつレシピを作り上げている……そんな印象を受けた。

仕込みも含めて約1時間ほどで出来上がったきんぴらゴボウ
仕込みも含めて約1時間ほどで出来上がったきんぴらゴボウ

 ――次回の後編では、ホットクックで使いこなしたい「予約調理」や「野菜の仕込み」などを紹介しよう。

(イラスト/三井俊之)