栄養素を逃がさない「無水調理」が手軽かつ確実にできる

 ヘルシオ ホットクックは、シャープの調理家電ブランド「ヘルシオシリーズ」の注目モデルで、「無水調理」が手軽に行える点が魅力となっている。

 無水調理というのは、その名の通り「水を使わずに調理すること」。無水調理ができる調理器具としては、ムスイの「無水鍋」や愛知ドビーの「バーミキュラ」、アフリカ生まれの「タジン鍋」などが有名だが、ホットクックはそれを家電で実現している。

 ホットクックがバーミキュラやタジン鍋と大きく異なる点は、「完全にお任せできる」点にある。調理メニューを選択してスタートボタンを押せば、あとは待つだけ、もしくは放っておくだけ。「放っておく」+「調理(クック)」で「ホットクック」というわけだ。

 ホットクックの注目ポイントは、「とろ火」を再現する加熱方法と、内鍋の上部に配置された「まぜ技ユニット」にある。他社には内鍋全体が発熱する「圧力IH鍋」などもあるが、ホットクックは煮物の「とろ火」を再現するために底面ヒーターを採用。弱火でじっくりコトコトと柔らかく煮込んでくれる

 まぜ技ユニットとは、内鍋の中の食材を混ぜ合わせてくれる回転ユニットのこと。このユニットが調理中に自動的に起き上がり、内鍋の中の食材を混ぜてくれることによって、こげ付かせずに火をしっかり通してくれる。煮魚などまぜ技ユニットが動作しない調理メニューもあり、この場合は先ほどの「とろ火」が調理の最大のカギを握る。

ヘルシオ ホットクックの特徴は、食材を混ぜ合わせる「まぜ技ユニット」と、コトコトとろ火を実現する自動温度管理機能にある
ヘルシオ ホットクックの特徴は、食材を混ぜ合わせる「まぜ技ユニット」と、コトコトとろ火を実現する自動温度管理機能にある

 ホットクックの最大の売りの一つは「無水カレー」だ。最初は「水を全く使わないで作るカレーなんて信じられない」と思ったが、やってみるとちゃんとカレーになった。その秘密は「野菜」にある。タマネギやトマトなど水分をたっぷりと含む野菜をふんだんに使うことで、これらから出る水分を使って煮込むというわけだ。

 今回は「お弁当」がテーマなので無水カレーについてはこのくらいにしておくが、興味のある人はぜひ一度試してみてほしい。

タマネギやにんじん、トマトなどの野菜をたっぷりと入れ、鶏肉とカレールウを投入して調理をスタート
タマネギやにんじん、トマトなどの野菜をたっぷりと入れ、鶏肉とカレールウを投入して調理をスタート

約1時間5分で出来上がる「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」
約1時間5分で出来上がる「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」