子育て世代の働くママにおすすめなのはワンピース

 子育て中のママの朝は忙しいですよね。子供を着替えさせたり、子供に朝食を食べさせたり。そんな中で子供にはちょっといい服を着せて、おしゃれをさせていても、自分はいつもの地味な服で代わり映えしない…なんてことはありませんか?

 確かに、子育てママは、コーディネートを考える時間もないですよね。そんな時間があったら1分でも長く寝ていたいところです。

 そんな時に便利なのが実はワンピースなんです!ワンピースというと、「ちょっと久しぶりだし、そんなかわいい服、まだ着れるのかしら」という抵抗感があるかもしれません。でも、最近では、子育て中のママでも気軽に着れておしゃれを楽しめ、一着で普段使いからパーティーまで幅広く使えて、しかも、お洗濯も手軽にできる商品がたくさんあるんです。

 それに、スカートは上下を考えなければならないので、コーディネートの悩みが出やすいのですが、ワンピースはパッと着られて一着で完結するので、忙しい働くママにはぜひおすすめしたいですね。

袖があって、視線を上に誘導するのがポイント

 今の時期は、袖のないワンピースが多いのですが、それだと何か羽織る必要が出てきて、結局コーディネートに頭を悩ませることになってしまいます。でも袖があるワンピースを選べば、そんな悩みを持つこともありません。

 また、袖のフリルが視線を誘導するので、子育て後で体型を気にされている方でも、お腹周りから視線が外れるので、安心できますね。シルエット自体も体型を隠しやすいラインになっています。

グリーンは誰にでも映える万能カラー

 寒色系が似合う方、暖色系が似合う方というように、それぞれみなさんパーソナルカラーをお持ちです。その点、グリーンなら、寒色と暖色の中間なので、どちらの方にも合いやすくキレイに見える使いやすい色です。少し堅めの職業の方でしたら、ブラックを選べば、フリルでかわいらしい雰囲気も演出しつつフォーマルな印象をつくることができます。

活用シーンを広げるにはジャケットをプラス

 ジャケットを合わせれば、お仕事のシーンにも活用しやすくなります。白のジャケットなら、レフ板効果で顔色を明るく見せることができるのでおすすめです。

 ダークカラーで違った印象をつくることもできます。ダークカラーは少し堅めのお仕事にも対応できますし、例えば首周りにデザインがあるものを選べば、アクセサリーをつけずにおしゃれな印象をつくることもできます。

 ワンピースとジャケットの使い方次第で、忙しく働くママでも簡単におしゃれなコーディネートが楽しめます。ぜひ皆さんも試してみてください。

 今回ご紹介したワンピース、ジャケットの商品や活用術は、動画の中ですべて説明しています。ぜひ最後までご覧ください。

(みなみ佳菜)

フリルワンピース
リボンジャケット
ノーカラージャケット

協力:ランバン オン ブルー
本国パリ・ランバンのエッセンスを盛り込み、変わらないエレガンスを表現するブランド、ランバン オン ブルー。詳しくはこちらから。

出演:みなみ佳菜、安田美香
みなみ佳菜:パーソナルスタイリスト。1972年香川県生まれ。大学卒業後、米アウトドアブランド「Eddie Bauer Japan」に入社。個人販売成績全国首位を獲得し、最年少店長に。「Max&Co.」などを経て2008年にファッションレスキュー入社。プロパーソナルスタイリストとして活動し、10年に独立。スタイリングオフィス「KOROR(コロール)」を主宰する。内面=外見で人生が動き出す、そんな“装いのチカラ”を全力で伝えている。店舗を含めてこれまで7000人以上のスタイリングを手がけ、三越伊勢丹グループや六本木ヒルズ主宰のセミナー講師なども務める。「AERA」での取材記事他、「読売新聞」や雑誌などでスタイリング、解説を多数手がける。「日経DUAL」で連載中。5月14日に初となる書籍『4つの性格タイプから見つける いつの間にか人生が変わる服』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を発売したばかり。

安田美香:2歳と5歳の子どもを子育て中のフリーアナウンサー。産後の孤独におしつぶされ泣いてばかりの日々を送るが、「子育ての孤独をなくしたい!」という想いから子育てバラエティ番組「ホリプロ保育園」を企画&立ち上げ、えんちょー(番組MC)として、子育てのさまざまな声を集め発信している。2015年「3・3産後サポートプロジェクト」を発起人として立ち上げ、「日本の産後サポート文化である産後3週間を産後3カ月に変え、社会みんなで産後ママへのサポートを!」と呼びかけている。

協力:伊藤忠商事