子どもは人の話の影響を受けやすい

【先生との上手な関係づくりの工夫②】子どもの前での発言に気をつける

 次に気をつけたいのが、子どもの前での先生についての発言です。意外に思うかもしれませんが、これが先生との関係に大きく影響してくる場合があるのです。

 どういうことか、簡単に説明しますね。たとえば、わが子の前で、親であるあなたが

 「あの先生は本当に何を言っているのか、よくわからないんだよね」

と何気なく言ったとしましょう。それを聞いた子どもは、「そうか、あの先生は何を言っているのか、よくわからない先生なんだ」と知らず知らずのうちに暗示にかかってしまいます。

 その後、学校でその先生の授業や話を聞く際、「何を言っているのか、わからないなぁ」と考え、そのような対応をとってしまうということもあるのです。そんな態度をとっていれば、先生との関係が悪化していくことは想像に難くありません。

 ウソみたいな話ですが、これは子どもの親に対する態度と同じです。家庭内で、仕事で不在の父親(または母親)のことを悪く言えば、子どもが父親(または母親)のことを軽視するようになります。それくらい、人の話の影響を受けやすいのが子どもなのです。

 きっと先生の対応が何か腑に落ちないときがくるかもしれません。そんなときも、子どもの前では発言に気をつけるほうが何かとうまくいくこともあるのです。

 もちろん、親として子どもを心配していることは感情をあらわにして、わが子に伝えてあげてくださいね。