毎日の献立作りの工夫やポイント

1.献立を繰り返す

 毎日毎日、帰宅後の忙しい時間で献立を考えることに苦痛を感じている場合は、2週間~1か月分の献立をあらかじめしっかりと考えてまとめて作ってしまい、その献立を繰り返して使います。毎日行き当たりばったり、「何を作ろう…」と悩むより手間が省けます。その場合の献立は、厳格に食材を決めず、「青菜」「きのこ類」などとざっくり幅を持たせて書いておくといいと思います。

2.味付けはそのままで、食材を変えてみる

 レシピ不足で、毎日同じような献立になってしまうと悩んでいる方は、料理法は変えずに、まずは食材をチェンジしてみましょう。

 例えば、普段の肉じゃがを、じゃがいもからかぼちゃに変えてみる。豚肉から牛肉に変えてみる。ほうれん草のおひたしを、小松菜に変える、春菊に変える、クレソンに変える。ほうれん草の白あえを、ブロッコリーの白あえ、アスパラガスの白あえにかえる。 おすすめは旬の食材をリストアップすることです。いつものお料理の食材を旬の食材に変えるだけで、献立が変化に富んだものになります。

3.乾物を上手に利用する

 日本の伝統食材である乾物は、和食の味の奥深さを知るためにもうってつけの食材です。乾物と一口にいっても、干ししいたけ、干し貝柱、切り干し大根、春雨など様々なバリエーションがあります。

 朝のうちに水に浸して冷蔵庫にいれておけば、帰宅後スムーズに使うことができます。帰宅して何を作ろうと呆然とするのではなく、ひとつ食材が決まっていれば、それに合う食材を組み合わせて作ることができるので、献立作りのヒントにもなります。

4.五味を意識する

 和食の献立はどうしても味付けが甘辛くなりがちです。鰤の照り焼き、きんぴらごぼう、ほうれん草の胡麻あえ。張り切って作ったものの、全部砂糖とおしょうゆで味付けをした似通った味になってしまうことはありませんか。

 食事の中で、五味を意識してみましょう。一食の中にバランスよく五味が入っていると、満足感が増します。例えば、鰤の照り焼きを塩焼きにしてみる。胡麻あえをおひたしに変えてみるなどしてください。特に、酸味は、ヨーグルト、柑橘、お酢などバラエティーに富んでいますから、上手に取り入れてみてくださいね。