すっきりと片付いた台所で迎えてくれたのは、すらりと長身で優しい雰囲気の料理研究家・小林まさみさんと、雑誌やテレビでおなじみのバンダナ姿のまさるさん。「義理の父です。もう12年、アシスタントをしてもらっているんです。83歳になったんですよ」とまさみさんが紹介すると、「もう83だけど、まだこき使われているよ」と人なつこい笑顔で応じるまさるさん。キッチンの中央に据えられたアイランドを囲み、早速じゃこねぎ餅の準備に取りかかります。

ささっと生地をこねるそばから、さっさと片付け


粉類に90℃程度の湯を加え、最初は箸でグルグルと混ぜて水分を吸わせる

日経DUAL編集部 じゃことねぎなんて、ぜひ子どもにたくさん食べさせたい食材です。これなら、多少食べ過ぎて夕飯が食べられなくなっても、何となく安心ですよね。

小林まさみさん(以下、敬称略) そうですね。何より、腹持ちがいいんですよ。私が最初についた先生に習って、「なんておいしいんだろう」と感激したのが始まりでした。そこから少しずつ自分なりのアレンジを加えていって、今に至っています。

 薄力粉と強力粉を同量、そしてベーキングパウダーを合わせてふるいます。ベーキングパウダーを少し入れると、冷めても硬くなりにくいんです。ここにポットのお湯を入れます。もちろんポットでなくて、沸騰する直前のお湯でもOKです。最初は熱いので、お箸でグルグルと混ぜます。

 粉が水分を吸ったら、油を入れます。こうしておくと、後から伸ばしやすいんです。ここからはもう熱くないので手で混ぜます。おやつですから、一生懸命こねなくても、まとまればいいです。これを15分ほど置いておきましょう。

―― 難しそう、と思っていましたが、見ているとあっという間ですね。ところで、まさるさんは、本当にテキパキと、まさみさんが道具を使い終えるとすぐに片付けていくんですね。

まさみ これから使うために出しておいたものまで洗ってしまうこともあるんですよ(笑)。私は朝、夫のお弁当を作り終えたら台所をそのままにして自分の用事に取りかかってしまうこともよくあるんです。そうするとお義父さんがチャチャッと洗い物をやってくれます。今日も朝から、掃除と床拭きもやってもらって(笑)。

小林まさるさん(以下、敬称略) まさみちゃんは忙しいからさ、自分のことをやってていいって言ってるんだ。あとはオレがやってやるって。その代わりオレ、年いったら頼むぜって。

まさみ もう年いってるって、83だから(笑)。

―― 結婚する前から、お義父さんがアシスタントになってくれそうと思っていたのですか?

まさみ もちろん想像もしていませんでした。ただ、結婚前におうちに遊びに行ったときに筑前煮を出してくれて、そのコンニャクが手綱になっていたのにビックリした記憶はあります。最初の1年くらいは敬語を使って気を使っていたんですよ、これでも(笑)。

まさる 結婚したときは、オレより料理が下手だったからね。

まさみ そうそう。

―― 次のページで「じゃこねぎ餅」のレシピを紹介します!


ほんのり温かい状態で少し生地を休ませると、伸ばしやすくなります

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