父親の自分が叱っても、言うこと聞かず。父親の威厳は保てる?
お父さんであるネギオメロンさんが叱ると、きょうだいゲンカみたいになってしまって、娘さん達はなかなか言うことを聞いてくれないんですね。でも、お母さんがビシッと叱って言うことを聞いてくれるなら、それで十分なんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょうか?
そこで「俺もビシッと叱らなきゃ!」「威厳をもたなきゃ!」と思って、あれこれ画策するほうが、かえって不自然になっちゃうといいますか。子どもって親の本心に敏感なので、そういう微妙な不自然さをキャッチしてしまって、反発したくなることもあるのかもしれません。
私達親って、「父親はこうあるべきだ!」「母親はこうしなくちゃいけない!」と考えてしまいがちですが、必ずしもそうした“枠”にとらわれる必要はないんじゃないかなって思うんですね。夫婦の間で、その都度、状況に応じて役割や関わり方を変えていけばいいんじゃないかと。
例えば、お母さんが厳しく叱ったときは、お父さんは黙って見守ったり、フォローを入れたり、というように夫婦の間で役割を変えたり、バランスを取ったりするのもよいかもしれません。
わが家の場合は、夫が子どもの教育について一つ一つ真面目に向き合おうとするタイプなので、子どもの叱り方についてもどう対処するのがよいのか、夫婦で話し合うことがよくあります。
娘や息子がこれから問題のある行動を取ったときにママはどう叱ったらいいか? パパはどう叱るのが効果的か? 子どもにきちんと「悪いことは悪い」と分かってもらうために、叱る方法についても擦り合わせます。
夫婦でそれぞれ“問題だと感じるスイッチ”が異なるので、叱りどころがバラバラになりがちなんですけど、こうして時々夫婦間で擦り合わせることで、子ども自身も何がよくて、何が悪いことなのか、迷わなくて済むんじゃないかなと思うんですね。
日常生活の基本的なことについてはお母さんが叱る、お父さんは肝心なところで出てきて締める、というように夫婦でスタンスを決めるのもよいかもしれませんね。そのほうがかえってお父さんの威厳が出てきて、効き目があるかもしれませんよ!
子どもへの関わり方や親自身のスタンスについては、夫婦でよく話し合うと、きっと答えが見えてくると思います。
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