離乳絵本の著者夫妻が親子留学を通して感じた、家族の在り方
「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、250本近い動画を配信しています。今回は、離乳・食育の実用絵本『おっぱいバイバイ』(ゲートジャパン)の著者・武田舞さんが、ご夫妻でご来園!
安田:『おっぱいバイバイ』は、武田さんが断乳で苦労された経験から作った絵本なんですよね?
武田さん:はい、断乳、卒乳、そして食育をテーマにした絵本です。海外でもニーズがあるということで、オーストラリアの紀伊國屋書店にこの絵本を置かせていただくことになりまして、シドニーで絵本のイベントなど行ってきました。
安田:海外の母乳事情って、どうなっているんでしょう?
武田さん:ママがお乳を与える「おっぱい」を指す単語が、あちらにはないことにビックリしました。そもそも、母乳も哺乳瓶で与えるミルクも、同じ「milk」なんですよね。母乳神話が強い日本とは違って、「母乳派か? 粉ミルク派か?」というこだわりも感じなかったですし、母乳や断乳というよりは、「離乳から食育」というテーマのほうがママたちの関心が強かったです。オージーのママたちは深刻な「食育」の問題を抱えているんだなと感じました。
安田:そして3カ月間、ご主人と息子さんと、オーストラリアで生活してきたんですよね?
武田さん:はい、ずっと親子留学したいなという夢を持っていまして……思い切って行ってきました!
ご主人:ブリスベンの公園にはパパがいっぱいいて、とても居心地がよかったです。日本だと特に平日はママ率が高いですが、オーストラリアの公園は平日でも夕方になるとパパたちでいっぱいなのに驚きました。公園の遊具で子どもたちと遊ぶのはパパの役目で、ママたちは少し離れた所で腰を下ろしてのんびりしていましたね。
武田さん:パパたちの育児参加の意識が、とても高かったです。
ご主人:私自身、日本にいるときは仕事優先で、それが自分の役割だと思っていました。でも、親子留学で子どもと過ごす時間をたくさん持てたことで、ママたちの日々の大変さを本当の意味で実感しました。日本に帰ってからは、少しでも時間が空けば保育園に早くお迎えに行こうと素直に思えるようになりました。
武田さん:働きながらも家族との時間を多くつくっているオーストラリアの子育てを目の当たりにして、今しかない子どもと過ごす時間の大切さを感じ、ワークライフバランスを見直すきっかけになりました。
>>インタビュー動画をご覧いただけます>>
ママたちに大人気! 「わが家」の陶器を芸術作品(?)にするペン
そして今回の子育てグッズのお試しは、日経トレンディのイクメン記者・もりもりさんオススメの「らくやきマーカー」。
もりもり記者:子どもと一緒に、簡単にオリジナルの食器が作れたら楽しいですよね。そんなときに活用したいのが、「らくやきマーカー」。このマーカーで陶器にイラストや文字を描いてオーブンで焼けば、絵付けができるんです。昨年くらいから、SNSのインスタグラムで、「らくやきマーカー」で絵付けしたオリジナル作品の写真を投稿している人がたくさんいて、話題になっています。記念日に一緒に作っていけば、毎年コレクションが増えていくので楽しいですし、プレゼントにもいいですね。
安田:へぇ~!?︎ おうちで絵付けができるなんて、これは、お絵描きが大好きな子どもが喜びそうだわ~!
ということで、家族でお試ししてみました!