【事件を読む!】小学生女子のスマホ使用率がパソコンを超える
今回取り上げる記事の一本目はこちら。
小学生のスマートフォンやPHSを含む携帯電話所持率が伸びている。何と、全体の6割以上が何らかの端末を所持していることになる。小学生の所有端末は、機能限定・子ども向け携帯が54.9%でトップだが、スマホも23%おり、他は一般的な携帯電話・PHSとなっている。半数は、インターネットやゲーム、SNSなどが利用できる端末を所有しているということになる。
なお、小学生女児を対象にKADOKAWAアスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所が共同で行った「子どもライフスタイル調査2016春」によると、スマートフォン使用率が1年前の9.7%から18.5%と約2倍に増加。何と、2012年12月から開始した調査で初めて、使用率においてスマホがパソコンを超えたのだ。
利用用途は、スマートフォン利用者では「ゲーム」が80.3%、「動画視聴」は51.3%。ゲームに利用している機器は、「携帯ゲーム機」が70.2%、「スマートフォン・タブレット」が39.0%、「据置ゲーム機」が32.9%。既に「据置ゲーム機」より「スマートフォン・タブレット」がゲーム機として扱われるようになっているというわけだ。
調査対象は女子小学1~3年生が306件に対して、女子小学4~6年生が104件と低学年層のほうが多い。それにもかかわらず、携帯端末の所有率はこれだけ高く、ゲーム利用の割合も高いのが現実だ。