タレント、二児の母、そして「ホリプロ保育園」えんちょーとして活躍する安田美香さんが、子育てに役立つかもしれないモノやサービスを実際に試してみる『ホリプロ保育園DUAL出張所』。今回は、自然保育を実践するスクールを運営する「#みかちゃん」がゲスト。そして、姿勢が良くなるイス「ayur chair(アーユル チェアー)」をお試ししました。

「理想のお母さんになれなくていい 子どもと一緒に育てばいいんだ」

 「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、250本近い動画を配信しています。今回は、「#みかちゃん」がご来園! 二子玉川で自然保育を実践している「ぴぐみー アウトドア・ライフスタイル・スクール」を運営しながら、8歳の男の子を子育て中のシングルマザーです。子育てへの思いを書きつづったFacebookの文章がママ・パパの共感を呼び、それをまとめた本『はじめてお母さんになったわたしへ』(ホリプロ保育園)を先月出版されました。

安田:著書『はじめてお母さんになったわたしへ』には、「ひとりじゃないんだ、みんなも同じなんだ」と勇気をもらえる言葉がたくさんつづられていますね?

#みかちゃん:子育てがしんどくて、泣きながら書いた文章もありますね(笑)。私、ママになって3カ月くらいまでは精神的にすごく追い詰められてしまって……あんな思いをするママが少しでも減ってくれたらなぁと思って、本にまとめました。

安田:その中でも、「理想のお母さん」という文章が私はとても心に響いたのですが……「理想のお母さんになれなくていい。(中略)子どもと一緒に育てばいいんだ」と書いていらっしゃいますね? 理想のお母さんになれなくてもいいんでしょうか?(笑)

#みかちゃん:ならないほうがいいです(笑)。そのままのお母さんが、一番いいと思います。私も最初は、怒らなくて優しい、自分が思うところの理想のお母さんになりたかったのですが……無理でした(笑)。だったら、“子どもにとっての理想のお母さん”になりたいなと思って、息子に「どんなお母さんがいい?」って聞いてみたら「みかちゃんは、ぼくと遊ぶために生まれてきたんだよ」って言ったんです。そっか、じゃあたくさん遊ぼう! って思えるようになって……だから私は今、”息子にとっての理想のお母さん”になれているんです!

安田:「思い通りにならない子」という文章の中では、「思い通りに育たない これってとてもいいことなんだ」と書いていらっしゃいますね?

#みかちゃん:はい。子どもといっても、一人ひとり別の人間ですから、親の思い通りに育たなくて当たり前なんですよね。ですから、「私と違うあの子を誇りに思おう」と。私はある日から、ママになろうとするのをやめました。子どもは、共同生活のなかで共に生き、歩み寄っていく、対等な存在です。息子とけんかしつつ、泣きながら、一緒に育っていきたいと思っています。

>>「#みかちゃん」インタビュー動画をご覧いただけます>>

腰痛ママが気になる、姿勢を良くするちょっと変わった形のイスとは?

 さて、打ち合わせでDUAL編集部へ行くたびに、気になっていたことがあります。それは、ママ編集者達のデスクのイスには、腰への負担を軽減するメディカルクッションが敷かれている率が高いこと!(笑)

安田:育児で腰を酷使し、座り仕事が多いワーママ達は、腰痛持ちの人が多いんだなぁ……。

 そんななか、とあるママ編集者さんから「気になっているイスがあるんです」という話を聞きました。それが「ayur chair(アーユル チェアー)」。なんでも、座らずに“またぐ”ことで姿勢が良くなり、腰痛を防いでくれるイスなんだとか。早速、東京都神宮前のショールームに行ってお試ししてみることに!

 こちらが、アーユル チェアー「オクトパス」。デスクワークに便利なキャスター付きのタイプです。サイズは幅530mm×奥行530mm×高さ800mm(最大サイズ)。色はこちらの「レッド」の他に「ベージュ」「ブラック」の3色展開です。

安田:えー!? お尻を載せる座面が分かれてる!?

 最大の特徴は、この2つに分かれた座面。座面が左右に割れていることにより、おのずと左右の坐骨の感覚を覚醒させてくれるんだそうです。

 さらに座面が小さいのも特徴です。一般的なオフィスのイスの約40%の面積しかないんだそう。

安田:こんな小さい座面で、お尻が載りきれるのかしら?

 なんて心配になりましたが(笑)、このイスは坐骨で座ることを目的としているので、大きな座面である必要がないんだそうです。