保護者による管理機能と見守り機能がうれしい格安スマホ「TONE」。トーンモバイルという通信会社が作り、直営店およびTSUTAYAの一部店舗で販売される格安スマホです。前編はTONEファミリーの設定を行いましたが、中学1年生になった筆者の長男は、どのような反応を示したのでしょうか。

制限付きのスマホに不満気な息子

 前編では、トーンモバイルという通信会社が作り、直営店およびTSUTAYAの一部店舗で販売される格安スマホ「TONE」で利用できるペアレンタルコントロール機能「TONEファミリー」の設定を行いました。今回は、いよいよ設定済みのTONEを息子に渡してみます。

 彼には以前、DUALお試し隊で紹介した「PolaSma」という子ども向けスマホを試してもらったことがあります(以前の記事)。そのせいか、受け取る時点で何かを怪しんでいる様子です。

息子 「また制限付きのスマホなの!?」

私 「その通り。使えるアプリはホーム画面に見えているものだけで、時計と電卓以外は19時から20時の間だけ使えます」

息子 「たった1時間だけ?」

私 「それまでに勉強を済ませておけば、1時間も検索したり遊んだりできると思わなきゃ。時計アプリのストップウォッチと電卓は、珠算の模擬テストに使ってもいいよ」

 今回息子に渡したTONEでは、「電卓」と「時計」を利用時間無制限で許可しました。珠算教室に通う息子は、本番さながらの時間制限がある模擬テストに自宅で取り組むことがあります。今までは私や妻が時間を計ったり検算したりしていましたが、「自分のスマホ」が手に入った場合を想定しています。

 この他に、地図アプリの「Googleマップ」と「Googleアース」、ウェブサイトのフィルタリング機能が付いているブラウザアプリの「Yahoo!あんしんねっと」、写真を表示するための「ギャラリー」、そして放置型ゲームの「ねこあつめ」について、19時から20時までの1時間限定で利用を許可してみました。