押し付けではなく、親子で話し合ってルールを決める

 珠算教室で帰りが遅い日は、食事や入浴の時間がずれ込み、TONEに触れる時間が10分ほどしかありませんでした。すると息子から、「一律で19時から20時までじゃなくて、珠算教室に行く日は30分くらい後ろにずらしてほしいな」というリクエストが。

 「確かにそうだね」と返事をしたものの、アプリの利用時間指定は曜日ごとには調整できません。TONEそのものの利用時間を曜日ごとに指定することも考えましたが、そうすると学習に電卓やストップウオッチを使ったり、外出時に電話をかけたりすることができなくなってしまいます。

 息子と話し合った結果、アプリ利用時間の指定方法を「時間帯」から「合計時間」に変更し、各アプリを30分間だけ使えるように変更。これに加えて、時計アプリのタイマー機能で必ず1時間を計るようにルールを改定しました。

 スマホの使い方を親が一方的に押し付けるのではなく、親子で使い方を相談しながらルールを作り上げていくために、ペアレンタルコントロールが役立つのだと実感しました

ペアレンタルコントロールのルールは、親子で相談しながら決めていきたい
ペアレンタルコントロールのルールは、親子で相談しながら決めていきたい