中川李枝子 「にくまれっ子」ぐらいがちょうどいい
【中川李枝子 『ママ、もっと自信をもって』名言集(4)】子どもってみんな正直で、自分丸出し。どの子もいい子になろうと一生懸命努力しています。
どの子にも必ず長所と短所がある。親にとって扱いにくい手ごわい子ほど、私には面白い。
「著作リスト」より抜粋
本当に子どもってそれぞれ。どの子にも必ず長所と短所がある。そしてどの子も自分なりにいい子になろうと自分なりに一生懸命努力しています。悩んだり、困ったりしながら、自分なりにいい子になろうと悪戦苦闘中なのです。ひと癖もふた癖もある子どもが集まるから、保育園には活気が生まれ、楽しく学び育ち合えるのです。
親にとって扱いにくい手ごわい子ほど、私には面白い。
私もかつては子どもでした。かわいげのない子だったと自覚しています。子ども時代のあなたも、今振り返ると何かしら問題児だったでしょう? それでも親にとっては、愛すべきわが子だったのです。最初からいい子なんてかわいそう。
中川李枝子さんの名言がちりばめられた本著をもっと読みたい方はこちらから
『ママ、もっと自信をもって』(中川李枝子著、定価1200円+税)
『ぐりとぐら』の誕生秘話が、ここにある。
~天才児童文学作家・中川李枝子の歩んだ道、
日本中のママを感涙させた子育て奮闘記~
戦前戦後を経験し、母として、保育士として、作家として活躍した80年を振り返った貴重な一冊!
◆第一部 子どもと本が教えてくれた
~私の保育士時代、子ども時代
◎保育園の子どもたちに教えてもらったこと
◎みんな、本が教えてくれた
◎『いやいやえん』『ぐりとぐら』が生まれるまで など
◆第二部 ママ、もっと自信をもって
~悩めるママと中川李枝子さんの子育てQ&A
Q. イヤイヤ期の3歳の長男についいら立ってしまいます
Q. 保育園と幼稚園、どちらがいいのでしょうか?
Q. わが子の成長をついほかの子どもと比べてしまいます
Q. 子どもと一緒に読むおすすめの絵本を教えてください など
◆豪華付録:中川李枝子著作リスト 96作品をカラーで紹介