どの子にも必ず長所と短所がある。親にとって扱いにくい手ごわい子ほど、私には面白い。

「著作リスト」より抜粋
「著作リスト」より抜粋

 本当に子どもってそれぞれ。どの子にも必ず長所と短所がある。そしてどの子も自分なりにいい子になろうと自分なりに一生懸命努力しています。悩んだり、困ったりしながら、自分なりにいい子になろうと悪戦苦闘中なのです。ひと癖もふた癖もある子どもが集まるから、保育園には活気が生まれ、楽しく学び育ち合えるのです。

 親にとって扱いにくい手ごわい子ほど、私には面白い。

 私もかつては子どもでした。かわいげのない子だったと自覚しています。子ども時代のあなたも、今振り返ると何かしら問題児だったでしょう? それでも親にとっては、愛すべきわが子だったのです。最初からいい子なんてかわいそう。

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 日本中のママを感涙させた子育て奮闘記~

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◆第一部 子どもと本が教えてくれた
 ~私の保育士時代、子ども時代

 ◎保育園の子どもたちに教えてもらったこと
 ◎みんな、本が教えてくれた
 ◎『いやいやえん』『ぐりとぐら』が生まれるまで など
◆第二部 ママ、もっと自信をもって
 ~悩めるママと中川李枝子さんの子育てQ&A

 Q. イヤイヤ期の3歳の長男についいら立ってしまいます
 Q. 保育園と幼稚園、どちらがいいのでしょうか?
 Q. わが子の成長をついほかの子どもと比べてしまいます
 Q. 子どもと一緒に読むおすすめの絵本を教えてください など

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