子どもたちが小さいころは、コストコの色画用紙を使って手紙を交換

 子どもたちがまだ小さかったころ、私はコストコで色画用紙を買っていました。7色くらいの画用紙が何百枚、何千枚……、細かいことは忘れてしまったけれどとにかくたくさん入ったパックを購入。手紙など何でも失敗を気にせずばんばん書いて、使っていました。それをリビングに置いて、子どもたちと何かにつけて枚数を気にせずに使っていました。

 子どもたちが字が書けるようになると、「こんど、○○ちゃんお誕生日だね。一緒にカードを書こうか」って、一緒にその画用紙に書いたりもして。画用紙を半分に折って、穴開けパンチで穴を開けて、リボンで結んで、「ほら、こうしたらカードになるよ」とか、画用紙を半分に折って、線を書いて切って、「ほら、ハート形になったよ。ここにメッセージ書いてみる?」とか。市販のお誕生日カードを買ってきて書けばいい話なのかもしれないけれど、私はそういう工作的なことをさせたかったのかもしれません。

 かく言う私もカードにぱぱっとメッセージを書いて贈るほうです。女性らしい細やかさがあるわけじゃないし、同じ文字でも歌詞を書くのは実は大嫌いなのですが、レタリングみたいに、ちょっとした模様を書くのは好きです。子どもたちの持ち物に名前を大きく書くときも、ただ太く書くだけじゃなくて、文字の縁をちょっと飾ったりしていました。だから、うちには工作に使えるいろんな色のマジックとかが常備されていて。ケーキ屋さんのリボンも、箱に入れて保管していました。

 コストコの色画用紙を使ってポストを作ったこともありましたね。おかあさんのポスト、僕のポスト、私のポストってそれぞれのポストを作って、書いたお手紙を入れっこしました。

 いつかのお正月では、その色画用紙を使って鏡餅用のお飾りを作ったことも。