タレント、二児の母、そして「ホリプロ保育園」えんちょーとして活躍する安田美香さんが、子育てに役立つかもしれないモノやサービスを実際に試してみる『ホリプロ保育園DUAL出張所』。今回は、ゲストに漫画家のはるな檸檬さん、そして高速小型炊飯器「ポッディー」をお試ししてみました。

妊娠・出産のしんどさの向こうに、子育ての幸せがあることを知ってほしくて……

 「あなたはひとりじゃない! つながるってすてき!」を合言葉に、子育てに関わるすべての人に笑顔を届ける「ホリプロ保育園」。子育てに関するステキな活動をされている方を取材し、250本近い動画を配信しています。今回は、漫画家のはるな檸檬さんがご来園! 幸せブルーな新米ママを描くコミックエッセー『れもん、うむもん!――そして、ママになる――』(新潮社)を、3月末に発売された、1児のママさんです。はるな檸檬さんは、まったくメディアに出られない方ということで、お手製の人形にご出演いただきました!

安田:「出産は、しんどかったです」と、率直に本の中で書かれていますね?

はるなさん:はい。私には、涙が出るほどしんどかったです。

安田:働きながらつわりと闘い、妊娠糖尿病にもなり、逆子による帝王切開での出産。そして産後、体の深刻なダメージを抱えながら母乳が出ずに精神的に追いつめられ……退院後、実のお母様とケンカもされたそうですね?

はるなさん:今思えば、ホルモンのバランスが崩れていたせいだと思うのですが……明るくテンションの高い母の言葉が、あのときは本当につらくて。おっぱいが出ていないことを指摘され、大ゲンカになり、宮崎から手伝いに来てくれた母を3日で帰してしまいました。その後、無事電話で仲直りしましたけど(笑)。そういった私が体験したしんどさを、一つ一つ描いた本になっているのですが、この本を描くのには、かなり葛藤しました。「私の出産はこんなにしんどかったです」と描くことで、これから子どもを産みたいと考えている方を不安にさせてしまうのでは? と思って。でも私は、知っていたかったです。こんなにしんどいこともあるんだってことを、前もって知っておきたかった。

安田:育児書には、ネガティブな情報って載っていませんものね。

はるなさん:そうなんですよね(笑)。妊娠・出産は、本当に一人ひとり違うのですが、もしかしたら私のようにしんどいことも起こるかもしれない。でも、その壮絶な産後3カ月くらいまでの時期を乗り越えれば、本当にかけがえのない子育ての幸せが待っているんだよということを、後輩たちにも伝えていかなくては! と思いまして。

安田:妊娠&出産って、ハッピーなだけじゃない。ママたちは孤独も抱えているんですよね。でも、「ママになったんだからしっかりしなさい」「子どものことが最優先でしょ」なんて言われてしまうと、ママたちはSOSを出すことすらできませんよね。

はるなさん:「周りを頼りなさい」と言われても、どう頼っていいのかも分かりませんでした。区からもらう資料の中に、子育て相談ダイヤルの電話番号が書いてあったのですが……例えば「おっぱいが痛くてつらいんです」とか、そんなことを電話したところで、どうしようもないじゃないですか(笑)。やっぱり、何が一番しんどかったかって、周りに相談できなかったのがつらかったですね。

安田:ママが抱える不安、ぐらつき、さみしさを、周りの方にもっと知ってもらって、一緒にみんなで育てられたらいいですよね。妊娠・出産のしんどさをはるなさんが包み隠さず描いたように、ママたちのリアルな思いを周りに伝えていくことが大切だと思います。

>>はるな檸檬さんインタビュー動画をご覧いただけます>>

「ごはんがないっ!」も、もう心配ナシ。かわいいのにスピーディーな炊飯器

 そして今回の子育てグッズのお試しは、日経トレンディのイクメン記者・もりもりさんオススメの高速小型炊飯器「poddi(ポッディー)」。

もりもり記者:「あ、ごはんを炊き忘れた! 炊飯器のスイッチ押し忘れて炊けてない……」家族のごはんを作っているとき、そんなピンチありますよね。私もよくやってしまいます。そんなときに便利なのが、神明精米の小型炊飯器「ポッディー」です。専用の「ソフトスチーム®米」を使用すれば、0.5合の米をなんと最短10分で炊けるんです。調理している間にすぐに炊けるのでうれしいですね。夕食中にちょっとごはんが足りないな、といったケースでも役立ちそうです。

>>「poddi(ポッディー)」お試し動画をご覧いただけます>>