満足・不満足、リアルな声を公開!

最後に、「放課後の過ごし方に満足していますか?」と聞くと、小学1~6年生の子どもを持つ読者の約半数は「満足していない」という結果に。学年別でみると、小学1年生は53.8%、高学年の小学5年生は52.0%、小学6年生は70.0%と「満足していない」人が「満足している」人の割合を超えています。

 DUAL読者は、放課後の過ごし方の何に満足し、何に不満があるのか。それぞれの具体的な声を抜粋してみました。

<満足している>

 祖父母宅に4日お世話になっていて、子どもが満足しているから。大人としてはいろいろあるが、子どもが満足して安心して過ごせているのでこれ以上望むことはない。(36歳/公務員/小2、年長、0歳母)

 費用は高いが、現在利用している民間学童は急な残業であっても、延長可能であり、夕食も提供してくれる。また、宿題等学習する時間、スペースが確保されているため、宿題は終える等の最低限の学習ができる環境にも満足している。長期休みの際は、子どもが退屈しないようなイベントが企画されていて喜んで学童に通っている。(46歳/正社員/小2、年長母)

 平日は、公文と習い事ですべて埋まっています。学校から学童にいき、所定の時間になると自分で習い事に向かいます。親としては、居場所が確保できているので非常に安心。しかし、子どもにしてみれば毎日忙しい!という印象があるようで、ある日「たまには学童でゆっくり遊びたい」といわれ、詰め込みすぎたか!?と反省しています。(46歳/正社員/小3、年長母)

 現在は公設の学童でのんびり過ごせて満足しているが、年齢が上がってからの居場所に悩みはつきません。高学年での居場所を考え、民間学童を検討中。(43歳/正社員/小2、年長母)

 以前は学童を利用していたが、3年生になると辞める子が多くなりうちの子も辞めてしまった。だが結果的に、今では学童に行っていない友達とも遊べるようになり、友達の幅も広がって良かったと思う。(43歳/パート・アルバイト/小5母)

 1年生のときは習い事の送迎はファミリーサポートに頼っており金額的にも苦しかったが自分でいけるようになり、かなり助かるようになった。一人の時間が大好きな子で留守番が苦でない様子。(35歳/正社員/小2、年中母)

 満足派のコメントをみると、「子どもに合った環境で安心して過ごせる」「年齢が上がるにつれて、子どものできることが増えた」という声が挙がった一方、現状は満足していても、年齢が上がってからの居場所に不安を覚えるコメントも少なくなかった。