放課後から親の帰宅まで、週に数回子どもだけで過ごす時間も

　DUALキッズの38.7％が、週の何日かは放課後、「子どもだけで自宅でお留守番」しているという結果についても、詳しく掘り下げてみましょう。

　「子どもだけで過ごす頻度を教えてください」という問いに対して、「週3回以上」と答えた人は、53.3％。35.2％の人が「週1～2回」と答え、1週間のスケジュールの中で定期的に「子どもだけで過ごす時間」が含まれている様子がうかがえます。

　それでは、実際に子どもたちはどれくらいの時間、留守番をしているのでしょうか？　

　「子どもだけで過ごす時間は、最大何分ですか」という質問に対し、「3時間以上」が最多の26.7％に。次いで「2時間以上～3時間未満」（22.9％）、「1時間～1時間30分」（17.1％）と数値が集中し、8割以上の子どもが1時間以上のお留守番を経験していることがわかります。

　学年別にみると、4年生68.9％、5年生56.0％、6年生100％と高学年は「子どもが自宅で留守番をする」割合が高い比率となります。また、自宅で留守番をしていると答えた小学1年のうちの35.3％、2年の50.0％、3年55.0％、4年54.9％、5年78.5％、6年の50.0％が「2時間以上」のお留守番をしており、低学年でも一定層が放課後に子どもだけの時間を過ごしています。