がんになったとき利用できる制度

 なお、前回の記事でご説明した高額療養費や傷病手当金などの制度は、がんでも利用できます。また、がんが原因で生活や仕事に障がいが出た場合、障害厚生年金や障害基礎年金を受けることができます。

■障害年金の種類と金額

出典:『本気で家計を変えたいあなたへ』内藤忍監修・前野彩著、日本経済新聞出版社
出典:『本気で家計を変えたいあなたへ』内藤忍監修・前野彩著、日本経済新聞出版社

 その他、がん末期の場合は、40~64歳の人も介護保険が利用できます。介護保険が利用できれば、車椅子などが自己負担1割で借りられるほか、住宅改修費などの支援も受けることができるのです。