子育て中のママ・パパで、子どもの食に関するお悩みがまったくないという人は少ないのではないでしょうか。この連載では、料理研究家であり、双子のママである上田淳子先生の新著「うちの食べてくれない困ったちゃんが楽しく食べる子に変わる本」から、代表的なお悩み8つと上田先生のアドバイスを紹介していきます。第2回のテーマは「きちっと食事をしてくれず困るんです」というお悩みです。

 テレビ番組の企画で、子どもがどうしても野菜を食べないとお悩みのお母さんから相談を受けたことがあります。

 番組では隠しカメラをセットして、食事の様子を観察したのですが、食事中の映像を見て、「食卓が始まってもいないなぁ」と思わずつぶやいてしまいました。

 ついさっきまで、おもちゃをもって遊んでいた男の子は、気持ちの切り換えができないまま、食卓のイスにしっかり座ることなく、食事がスタート。その子はとにかく野菜が嫌いで、お母さんがフォークに刺した野菜を口元にもっていくと、「イヤ!」といって手で払いのけて逃げ出します。そこをお母さんがフォークをもって追いかける。この繰り返し。結局、その日は一口も野菜を食べないまま、お母さんは疲れきっていました。

次ページから読める内容

  • 食事に集中できる場をつくろう
  • オンとオフをはっきりさせよう
  • お母さんも一緒に食べる

続きは、日経xwoman登録会員の方がご覧いただけます

ログインはこちら
日経xwoman申し込み
もっと見る