今回紹介する小村隆さん・香さん(仮名)は2月に末子が生まれたばかりの共働き夫婦です。代表して香さんにインタビューを受けていただきました。月17万5000円を貯蓄や投資に回し、家計を計画的に運用している小村さん夫婦。夫婦共に同じ大手金融機関に勤める同期同士であり、お二人ならではの家計管理術をお持ちです。「これからは投資信託などを始めていきたい」とも語ります。

【月10万円の積み立て特集】
(1) 世帯年収800万円なら月10万円は積み立てなさい
(2) 月17.5万円積み立て 金融夫婦の貯蓄ワザ ←今回はココ
(3) 資産1600万円夫婦の“積み立て体質”大解剖!
(4) ダブルインカムだからこそ投資でリスクを取れる
(5) 投資信託の積み立てなら、ずぼらさんでも大丈夫

夫・隆さん(35歳) 年収1100万円、妻・香さん 年収1000万円(34歳) ※額面(税金、社会保険料等考慮前)、ボーナス込み。ただし、現在、香さんは1月上旬から産休を取得し、4月中旬から育休を取得中。 子ども5歳、3歳、0歳
金融資産 ●1000万円
生活費ルール●夫婦が10万円ずつ拠出 ※ 水道光熱費、通信費(インターネット)別
主な支出(月額) ●住宅 21万円(住宅ローン返済)+3万円(管理費等) ※住宅ローンはボーナス返済あり、上記はボーナス返済分を各月に割り振った場合(年間返済額の1/12)、生命・医療保険(掛け捨て)夫、妻各1.5万円 保育料6万円 ※まだ全員未就学児かつ習い事等もしていないため、教育費はゼロ
貯蓄・投資(月額)●一般財形 妻3万円、積立定期 妻5万円、持株会 夫3万円、年金保険 夫1.5万円、妻2万円、 学資保険 長男・次男分1.5万円(高校・大学入学時200万円ずつ、合計各400万円)※ 三男用にも、同程度の学資保険を検討中
保険料(医療保険・生命保険/月額) 夫 2万円 妻 1.5万円

会社の「財形貯蓄」「持ち株会」を活用して、給与天引きで積み立て

 3児の子育て中の共働き夫婦(パパ・ママとも30代)で、既に1000万円の金融資産をお持ちの小村隆さん・香さんご夫婦に、家計をうまく運営するポイントを6つ教えていただきました。お二人の、地に足が着いた取り組みには、取り入れられるヒントが満載です。

小村香さん(仮名)
小村香さん(仮名)

 小村さん夫婦が実践しているのは、月17万5000円の積み立てです。その内訳は上記の通り。隆さんが会社の持ち株会に参加して3万円支払っているのに加え、香さんは会社の制度を活用して、一般財形の口座に3万円ずつ積み立てています。そのほか、香さんは銀行口座に積立定期として5万円を納め、それぞれ年金保険にも加入して、隆さんは1.5万円、香さんは2万円を支払っています。「長男・次男用の学資保険、合計3万円もわが家にとっては積み立ての位置づけです」(香さん。以下、括弧内)。これで合計17万5000円です。

 年金についての香さんの考えはこうです。「勤務先には企業年金もあり、年金は夫婦とも、国民年金、厚生年金、企業年金のいわゆる『3階建て』ですが、その他にも年金保険に入っています。老後はまだずっと先の話ですが、公的年金プラス100万円くらいの余裕があればいいと考えています」。

 給与が入ったら使う前に積み立てたり、定期で引き落としたりする。これはお金をためるうえでの基本です。小村さん夫婦はこの基本にあくまで忠実です。

<次ページからの内容>
・ 就学前は貯蓄のラストチャンス。習い事はどうしている?
・ 「お金の流れ」をリアルに把握する“お財布2つ”ワザ
・ 週末には夫婦で行う「資産の現状報告会」
・ マンション購入時のお金の借り方

次ページから読める内容

  • 就学前は貯蓄のラストチャンス。習い事は一切させていない
  • 2つの財布で「お金の流れ」をリアルに把握する
  • 週末には夫婦で「資産の現状報告会」を行う。住宅ローン残債は多め
  • 職場復帰後は、投資信託の積み立てで資産を増やす

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