具体的な会話ができて楽しい

 実際に、子どもが通う保育園にインターネット写真販売サービスの「スナップスナップ」が導入されている共働きのパパママに、写真の効果を聞いたところ、次のような声が集まりました。共働きのパパママにとっては、園での写真が、“家族間”のコミュニケーションにも役立っているようです。

「親がカメラを向けると変な顔をするけれど、スナップスナップのカメラには小さい頃から慣れているのか、無防備で自然体の普段の姿が写っているのがいいですね。我先にとポーズをしっかり取ったりカメラ目線だったりするのもあり、写真を見ていると園での様子を想像して微笑ましくなります。うちは男の子で、園の話は『忘れた、楽しかった』の一言で終わってしまうことが多いのですが、写真を見ながら『お店やさんごっこ、結構売れた?』と私が聞き、『客寄せのために叫んだ。最後まで悩んで、これを買った』というように、ストーリーがつながってうれしいです。双方の実家は『子どもが保育園なんてかわいそう』という考えなのですが、普段の楽しい様子の写真を見せることで、イメージを少しでも払しょくできたらと思っています。主人も『思った以上に楽しそうにしているね』とうれしそうで、写真のおかげだ!と思っています」(36歳のママ、サービス業)

「運動会やお遊戯会など、自分のカメラで写真を撮ることに集中すると、しっかり演技を見られないので、スナップスナップに写真はお任せして、親は行事を集中して見られるメリットも大きいですね。写真を見ると、子どもが『そういえば、こんなこともあったよ!』と、思い出すことも多いようで、自分の話だけでなく、お友達や先生の話など、たくさんの話が聞けるのもうれしいです。また、主人は平日なかなか休みが取れず、親子遠足などに参加できないのですが、遠足の写真をたくさん見られたり、『この子が●●ちゃんで、こちらが○○先生だよ』と教えられるのもいいですね。園での6年間の写真がまるごと入って携帯できるアルバムといった位置づけで、家族みんなで楽しんでいます」(32歳のママ、法律事務所勤務)

「園へ送るのは私、園へのお迎えは妻というように夫婦で分担しているため、夫婦2人そろって園に行けるのは、年数回の行事のときくらいしかありません。それゆえ、妻から『友達の○○ちゃんが…』『○○組さんのお部屋が』と言われてもよくわからなかったのですが、家でみんなで写真を見ながら、子どもや妻から教えてもらい、園の情報を共有できて助かっています。子どもとも『お散歩で虫、つかまえたんだね』『プール、気持ち良さそう』などと具体的な会話ができて楽しいです」(42歳のパパ、IT関連勤務)