かき混ぜてレンチンすれば出来上がり!豚ひき肉レシピ

 勢いに乗って、もう一種類、豚ひき肉レシピにも挑戦しましょう!

 「豚ひき肉はぱらぱら状態の肉味噌にするのがおすすめです。使い勝手がいいし、脂が出過ぎず、さっぱり仕上がります」と、上田先生。

 肉味噌といえば、フライパンで汁気がなくなるまでいため続けるイメージがありますが、今回教わったのはレンジで完成するというごくごく簡単な方法。小麦粉を入れて作るから、冷めても油が分離しないのも優れものです。

 肉味噌は保存性が高いので、アレンジ自在なのもメリット。「冷蔵庫で4日間保存できます。そのままごはんや豆腐に載せたり、翌朝の卵焼きに入れたり、食パンにチーズと一緒に載せてトーストにしたりすれば、あっという間に使い切ることができますよ」

基本のレシピ: 豚ひき肉で肉味噌 【約15分】

【材料(作りやすい分量)】
豚赤身ひき肉  400g
味噌 大さじ3
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
酒  大さじ2
しょうゆ 大さじ1
小麦粉  大さじ1/2

【作り方】
1. 耐熱ボウルにすべての材料を入れて泡立て器やゴムべらなどで均一になるように混ぜる。
2. ふんわりラップをかけ、レンジ(600W)で4分。
3. いったん取り出し、再度混ぜてラップをかけ、レンジで4分(完全に火が通っていなかったら、再度レンジに数分かける)。

【ポイント】
★冷蔵で4日、冷凍で3週間保存可能。でも、できるだけ早めに食べ切って。
★ごはんや温めた豆腐に載せる、卵焼きに入れる、食パンにチーズと一緒に載せて食べるなど、気楽に使おう。

レシピ④野菜もたっぷりビビンバ 【約10分】

【材料】
基本の肉味噌 1/2~2/3程度
もやし 1袋
にんじん、小松菜など 100g
すりごま 大さじ2
ごま油 大さじ2
お好みでおろしにんにく 少々
塩 小さじ1/2(2.5g)
ごはん 4膳分
温泉卵 4個

【作り方】
1. 食べやすい大きさにした野菜(にんじんはせん切りスライサーで細切りすると時短に)を耐熱ボウルに入れてふんわりラップをかけ、レンジ(600W)に5分かける。取り出し、粗熱が取れたらざるにあけ、水気を切っておく(ゆでてもOK)。冷めたらボウルに戻し、すりごま、ごま油、塩を加え混ぜ合わせる。お好みでにんにくを加えても。
2. どんぶりにごはんをよそい、1を載せ、肉味噌を置き、温泉卵を載せる。

【ポイント】
★大人はコチュジャンやキムチを添えても。
★野菜は、難しく考えず、もやしともう一色の野菜があればOKくらいに考えて。もちろんもやしだけでもよい。ニラもおすすめ。

レシピ⑤洋風タコライス 【約10分】

【材料】
基本の肉味噌 1/2~2/3
ケチャップ 大さじ1~1.5
レタス 大2枚
トマト 1個
スライスチーズ 2枚
ごはん 4膳分

【作り方】
1. 肉味噌にケチャップを混ぜる。レタス、トマトは食べやすい大きさに切る。
2. 皿にごはんをよそい、レタス、トマトを広げる。肉味噌を載せ、ちぎったチーズを散らす。

【ポイント】
★肉味噌にケチャップを混ぜるだけ。あとは野菜を切るだけだから超時短!

レシピ⑥油揚げの肉味噌ピザ 【約10分】

【材料】
基本の肉味噌 大さじ2
油揚げ 厚めのもの2枚
ピザ用チーズ 20g

【作り方】
1. オーブントースターの天板にアルミホイルを敷き、油揚げを載せる。
2. 肉味噌を広げ、チーズを散らし、焼き色がつくまでオーブントースターで5~8分程度焼く。

【ポイント】
★食パンやフランスパン、はんぺんで同様に作ってもおいしい。

 次回は、パパに作ってもらう晩ごはん編。料理に慣れていないパパに無理がなく、何より作っているパパが楽しい気持ちになり、子どもも喜ぶというとっておきのレシピをご紹介しますのでお楽しみに!

(文・イラスト/柳本 操 撮影/上原ゆふ子)