「すくどう」なら子どもが進んで使ってみたくなる

 それからおでかけ先でも家庭でも、「これはいい!」と思うのが、動画を季節感やテーマでキュレーションして提供している「すくどう ― スクール動画アイランド」。すくどうは動画特集ページで、ポップなイラストが効いた、にぎやかなデザインに子どもがパッと飛びついてくれます。子どもが能動的に見るようにするって、実はなかなか大変なことなんですよね。すべての漢字にふりがなが付いているので、ひらがなが分かれば読めますし、「なんだろう?」と思わず気になり、子どもが自分で進んで見たくなる作りになっています。最初にこのページを教えれば、次からは子どもが自分で「見たい」と選ぶようになりそうです。

動画コンテンツだけじゃない! 「ものすごい図鑑 カブトムシ」に感動

 また、全年齢(!)感動間違いなしなのが、「ものすごい図鑑 カブトムシ」。このコンテンツは子どもたちにも人気のチームラボと制作したそうで、「全球型観察空間」とうたわれているのですが、カブトムシをあらゆる角度から撮影し、それを360度、静止画で見られるようにしたデジタル図鑑です。マウスのポインターを動かすと、カブトムシのお腹も背中も触角も、びっくりするほどよく観察できます。リアルなカブトムシではここまでじっくり見られません。動かしていろんな角度からカブトムシを眺める…こんなこと、現実ではなかなかできません。拡大機能もあるので細かな部分までじっくり見られますし、解説の動画もたくさん埋め込んであって、見ているとこの図鑑をもって森に出かけて、本物のカブトムシを観察したい! と思ってしまいます。

「ものすごい図鑑 カブトムシ」で子どもも大興奮するのが、拡大機能や回転機能。「カブトムシのおなかが見える!」と感動
「ものすごい図鑑 カブトムシ」で子どもも大興奮するのが、拡大機能や回転機能。「カブトムシのおなかが見える!」と感動

NHK for School