10分×6日の学習習慣を付け、子どもに「これならやれそう」と思わせてあげる
小川大介先生
中学受験と聞いて「遊びたい盛りの子どもに勉強ばかりさせてかわいそう」という見方をする方も多くいることでしょう。確かに、今の中学受験は小3の2月から3年かけて準備しなければならないため、ある程度は遊びを我慢して勉強しなければならないのは事実です。
「しかし、受験勉強がスタートする段階で、毎日の学習習慣が定着していれば、無理なく勉強を続けることができます」と小川大介先生。
「中学受験に限らず、勉強で苦労させない子育ての秘訣は、勉強を習慣に落とし込むことです。望ましい行動を『当たり前』に行えるようにしてしまえば、それほど大変なことではないのです」
では、どのように習慣化させればよいのでしょうか?
「習慣化の一番のポイントは、子どもに納得感を与えることです。小学生の子どもとはいえ、親が一方的にやらせているだけでは、長く続けることはできません。習慣化に不可欠なものに学習計画がありますが、この学習計画は親子一緒に考えるようにしましょう。その際、あまり詰め込み過ぎずに、お子さんが『これならやれそう』と思えるものにすることがポイントです」
「私が代表を務める中学受験専門の個別指導教室SS-1では、実行可能な学習計画を作ったうえで習慣化に落とし込む指導も行っています。そのエッセンスを『10分×6日で習慣定着』というワークにまとめてみました。一緒に見ていきましょう」
具体的な流れは次のようになります。
さらに詳しく見ていきましょう。
次ページから読める内容
- 勉強は闇雲に、または曖昧にやらない。「何を」「どのようにするか」を具体化する
- リスト作りは「ここまでやるの?」ぐらいがちょうどいい
- 子どもをやる気にさせるのは「やったの?」ではなく「そろそろやる時間だね」
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