共働きの生活には欠かせない家事代行やシッターサービス。日経DUALでは2016年2月に読者アンケートを行い、169人から回答を得た。その結果リポートや家事代行・ベビーシッター業界に詳しい識者のインタビュー記事やランキング上位に入ったサービスを提供する企業の紹介をしてきた。また、大手もしくは日経DUAL読者が実際に利用している50以上の企業・団体を対象に、日経DUAL編集部が独自でアンケート調査を実施した。特集最終回となる今回は、育児中の共働きファミリーのニッチなニーズに応えてくれる家事代行&ベビーシッターサービスを紹介する。

【家事代行&シッターランキング2016】

(1)家事代行&シッター 読者6割が活用、選ぶ基準は?
(2)シッター発注 派遣型とマッチング型の混同注意!
(3)家事代行1~10位!家事専門vs育児と併用
(4)ベビーシッター1~10位!教育力vs使い勝手
(5)家事代行&シッター・マッチングサービスって何だ?
(6)専門家に聞く 家事代行とのトラブル回避術
(7)ニッチなニーズ向けの家事代行・シッター大注目 ←今回はココ

おうちにプロのシェフ、がなんと3000円から!

 家事や育児のアウトソーシングを頼むことで、時間や肉体的な負担だけでなく、気持ちも軽くなり家族のコミュニケーションも豊かになった。というのは、体験者に多い声。頼むまでは抵抗感や罪悪感がある人もいるだろうが、一度頼むとそういった心のゆとりに気づくだろう。

 そんなアウトソーシングで、もう少しバラエティー豊かなものを使いこなしたいなら、こんなユニークなサービスはどうだろうか?

イグジラレート・インターナショナル <レンタル・シェフ>

 

 経験豊富なプロのシェフが、自宅でおいしいコース料理を作ってくれたら、なんという贅沢だろうか。しかも、材料購入から調理、片付けまでやってくれるので、ママも今日は座っているだけでいいというからうれしい限り。1人当たり3000円から料理を作ってくれるため、子連れ外食で気を使って疲れるより、友達を呼んでホームパーティーで楽しむことができてしまう。シェフ1人で2~8人分のコース料理を作ることができるそう。

 シェフサービスを利用した後、1回3000円払えば、家族用にさらに一食分を作ってもらえる「シェフプラス」というコースも。家の冷蔵庫にある材料を使って、サラダ、メーン、汁系の3品を人数分作ってくれる。家庭料理とはいえ、シェフが作ってくれるものはきっと特別な味がするに違いない。「ランチタイムのホームパーティーは楽しかったけど、疲れてしまって夜ごはんを作る元気が残っていない」という、共働きファミリーの“心の叫び”に応えてくれるサービスだ。

<次ページからの内容>
・ “バイリンガルのお姉さん”がお迎えしながら語学レッスン
・ 産前産後ママ特有のニーズにぴったり寄り添うドゥーラ
・ “おばあちゃんの知恵”のような食育・裁縫シッター