マッチング型って何?
家事代行やベビーシッターというと、サービス提供会社に登録し、利用者側の要望や都合に合わせ、家事や子守のプロとしてトレーニングを受けたスタッフを派遣してもらう、というのが従来型だった。いわゆる“家政婦さん”といったイメージはこの従来型だろう。
その一方、最近急激に広まっているのが、「マッチング型」と呼ばれる家事代行やベビーシッターの形態だ。これは、家事や子守を手伝ってほしいという利用者側と、手伝いたいというサービス提供者側の個人と個人を、サービス提供企業のサイト上などで結びつけるビジネスだ。
利用者もサービス提供者も、サービス提供企業のサイトなどから登録し、サイト上に公開されているサービス提供者のスキルやレビューを見ながら、個人間で発注をする仕組み。基本的には、代金のやりとりを業者が仲介するので、その点が安心だ。
従来型のような一定のスキルやサービスは期待できないかもしれないが、細かなニーズに合わせて人を選ぶことができたり、より安価にサービスを得られるために人気を集めている。
「シッター発注 派遣型とマッチング型の混同注意!」で図版で説明しているので、そちらもご覧いただきたい。