入学前の健康チェック

 ハワイで現地のプレスクールに入学する場合、まず必要なのが結核になっていないかのTB(ツベルクリン)テストとハワイ州では義務接種のB型肝炎などの予防接種です。TBテストは短期留学であっても、かなり厳格です。

 出発前にB型肝炎を2回、その他ハワイ州で義務接種のおたふく風邪と合計3本の注射を打ちました。TBテストは現地の医療機関での検査が必要で、到着翌日にはアラモアナの医院で早速検査を受けました。幸い娘は陰性でしたが、BCGのハンコ注射を受けている日本の子どもは、陽性反応が出てしまうことも多いそう。その場合、肺のレントゲンを撮り、結核でないことを証明しなくてはならなかったので、一安心でした。

さぁ、プレスクール登校開始

 娘はハワイ到着後1週間で、教会経営の小さなプレスクールに通い始めました。オバマ大統領が通った高校の隣にあり、庭には大きなモンキーポッドが木陰を作ります。ハワイ大学にも近い環境のよい幼稚園でした。

 先生とのコミュニケーションは英語でしたが、日本人の受け入れにも慣れており、またクラスにいた日本と米国の国際結婚のご夫婦のお子さん2人に助けられ、比較的スムーズに通い始めました。娘も1歳から保育園に通い集団生活に慣れており、先生が英語で言ったことも何となく理解できたようで、通園を嫌がることが一度もなく、こちらが拍子抜けしたほどでした。何より、大らかな園の雰囲気が、娘には合ったようでした。 

 ただ一度、夫が一週間の滞在を終えて帰国した日の昼寝中に嘔吐してしまい、幼稚園から携帯電話に緊急呼び出しが。迎えにいくとケロッと元気になったので、パパが帰国した精神的ショックが原因のようでした。

(左)子供たちに人気の大型児童館「ディスカバリーセンター」に、到着数日後出かけました。赤ちゃん人形も日本人、ポルトガル人、フィリピン人…と様々な人種がいて、移民社会のハワイを反映

(右)プレスクールでも、毎日簡単な宿題がでていました。クラスに子ども用パソコンもあったのには、ビックリ!
(左)子供たちに人気の大型児童館「ディスカバリーセンター」に、到着数日後出かけました。赤ちゃん人形も日本人、ポルトガル人、フィリピン人…と様々な人種がいて、移民社会のハワイを反映 (右)プレスクールでも、毎日簡単な宿題がでていました。クラスに子ども用パソコンもあったのには、ビックリ!