英国のロイヤルファミリー、キャサリン妃の出身校として有名なボーディングスクール(寄宿学校)のマルボロカレッジ。そのマレーシア・ジョホールバル校に現在、子どもを通わせている3人のママ達にインタビューし、現地の情報をお届けします。前回の記事では、生活コストは隣国シンガポールに比べてはるかに安く、親子留学しやすい環境のようでしたが、今回は、さらに具体的な学費や年金、学校の様子などについて伺います。

Aさん 海外生活8年目。シンガポールを経てジョホールバル在住。子どもは中学生の女の子。夫は自営業で、シンガポールを中心にアジア圏を飛び回る。自身は専業主婦。

Bさん 海外生活3年目。シンガポールを経てジョホールバル在住。子どもはこの春に小学1年生の女の子。夫婦ともに自営業で、夫は東京~マレーシアを行ったり来たり。自身はシンガポールに職場がある。

Cさん 海外生活5年目。海外移住のタイミングで辞職。中国を経てジョホールバル在住。子どもはこの春に小学1年生の長女、4歳の次女、0歳の三女。夫は東京で仕事をしている。

名門インターの学費は国によって多少違う

―― 日本より安い生活コストで、英国系の名門インターナショナルスクールに通うことができるというのは、ジョホールバルのマルボロカレッジならではだと思うのですが、その学費はかなり高額ですよね。色々な国の話を聞いていますが、名門といわれるレベルのインターであれば、どこの国でも年間200万円以上の学費がかかっているように感じます。

Bさん(敬称略) そうですね。マルボロカレッジも、年間250万円くらいはかかっていると思います。でもシンガポールだと、名門といわれるところは400万円くらい。そうではなくても300万円以上はします。全体的に高額なんです。それに比べると、マルボロカレッジはとにかく広い敷地があり、伸び伸びできる環境でありながら勉強の内容もきちんとしていて、Y1(5歳~6歳)でも毎日宿題が出ます。娘も今の学校のほうが楽しいと言っていますし、学費も安くなったので満足度は高いですね

Aさん(敬称略) うちは中学生ということもあって、年間300万円くらいです。学年が上がるごとに学費も上がりますし、IGCSE(イギリスの試験)やIB(国際バカロレア)の年齢になるとさらに費用がかかります。

―― そうなると、年間250万~350万円の学費に加えて住居費や生活費がかかるので、いくら安いといっても、母子だけの生活費はトータルで年間500万~600万円は必要ということですね。

Cさん(以下、敬称略) 今後の物価の上昇も気になります。今はY1の長女だけですが、次女、三女が入学するころには物価も学費も上がっているのではないかと。そうなると、生活費も今よりもっとかかるでしょうし。できるだけ長く滞在したいと思っているのですが、どこかで日本に戻る可能性もあると思います。

4歳~6歳が学ぶエリア。休み時間になると、奥に見える広大な芝生を子ども達が走り回る
4歳~6歳が学ぶエリア。休み時間になると、奥に見える広大な芝生を子ども達が走り回る

次ページから読める内容

  • 小さければ小さいほど語学習得は早いが、忘れるのも早い
  • 子どもだけの寮生活なら親子留学より安く済む
  • 年金の支払いは継続? 病気をしたときに備え、健康保険はどうしてる?
  • 留学にベストなタイミングはゴール次第

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